未来に行こうが、過去に行こうが、勝手だけれど、

だれでも想像できる、月並みな結論(家族愛)に、

鑑賞者がどんどん追い詰められてゆく時点で、まったくファンタジーではない。

昔、サンボマスターの山口さんが、

はっぴいえんどの「朝」を「ロック」と言ってしまっていたのと似ている。

静かでテクニカルな曲を、「ロック」として提示したこと自体が「ロック」ですね!

といったことだったんだけど。大滝さんに呆れられててね。

この映画も、そういった、「物語の弱さ」や「決まってなさ」や、

「声優の不適切さ」、そして、聴衆からの受け取られ方、

全部をひっくるめて「ファンタジーなんです」と表現者側が言ってしまうことは、

とってもズルいことですし、

そうなると「表現者」とは何?って話になってしまうのね。

P.S.

ちなみに、「サマー・ウォーズ」はとっても面白かった。

でも、そこでも、人物の個性が描き分けられてないなと感じた。