28歳の記念すべき第1日目は海に行きました。寝坊して着いたのが三時頃でしたが。だからあまり日焼けできなかったです、ぐすん。

まず一っ海浴びて、作って来たおにぎりとビールで昼食。ビールが抜けるまで寝転んで読書。四時を回って(前回帰った時間だ)そろそろ行かねばと遠泳。

オレンジのブイまで行ったら、モーターボートのライフセイバーさんに「この先行くの?」と問われる。「ええ、でもボートとおるからあまりおすすめしないんでしょ?」と返したらそうだという返事。あきらめてUターン。

帰りにまた同じライフセイバーの女性に会う。「元気だね~お兄さん」「あはは、今日は波が荒いですね、泳ぎずらい、口が辛い!」「うーん、確かに小さな『うねり』が多いかもね~」

『うねり』こういうちょっとした言葉遣いがプロを感じさせるね。

また浜に上がって読書。日が落ちて来て、もう涼しいくらいだ。ビールが一本残っているが、もちろん飲まない。一編読み終わって、また一っ海浴びる。…これ終わったら帰ろうかな、とも思う。

五時を過ぎたのでライフセイバーの人はもういない。泳いでる人もまばら。でも、なんかまた泳ぎ出してしまった。オレンジのブイまで行って素直に帰って来る。これで前回と同じぐらいの距離を泳げたか。

着替えて読書。閉店後の海の家から無機質な音楽か流れて来た。客を締め出した後のバーベキューだ。でも生彩を欠いていたように思う。当初は楽しかっただろう。こんな日が永遠に続けばよいなんて思っただろう。そんなことは原理的に出来ないのだ。

僕が一人で晩夏の夕暮れを満喫しているそばで地獄の住人がいる。とても悲しい風景。

片瀬江ノ島駅に向かうが、その一つ前の駅で降りる人もたくさんいる。たぶん歩けるんだろうと、その駅から帰ってみようと国道沿いを歩く。

多分悪趣味な(ウカレテいるので今は気付かない)異国情緒の店や、リーズナブルなラブホテルが建ち並ぶ。

僕よりほんのちょっと歩みの遅いカップルを追い抜かす。チラッと見ると、彼女は黄色いTシャツを肩までまくり、こんがりと日焼けした小柄な子だった。昔こんなタイプの子に恋に落ちた気がするが、どうだったか?

彼氏の特徴はは忘れたが、彼女とグーな身長差だったと思う。

僕のサンダル足音に続いて二つのサンダルの足音がついて来る。