【視聴】


2016年11月30日に初音ミクのアルバム第二弾「ミクのたべもの」をリリースしました。

この中のライナーに「自分の心を癒すためにこれらの曲を書いた」みたいなことを書きました。

自分で自分を見失っているとき、僕は、自分の音楽に帰ってゆきます。そして、自分の足元を何度も何度も見つめて、そして、また歩き出せるようになってゆきます。

ライナーに書いた予言は、まさにそのとおりで、僕は、これらの音楽に癒され続けています。本当に自分の理想とする音楽を作ることができたと考えています。

このアルバムを完成できたということは、僕の大きな自信になると思います。

次は、きっとまた大きく違った自分をお見せできるのではないかと思っています。自分の「ホーム」をここで完成させることができたから。いつでも帰ってこれる「ホーム」を。

すべて、SONARの付属音源TTS-1と、ほんの少しのD-Proで作りました。

1.ひまわりと落花生
この曲を聞くと、あの初夏のころにトリップしてゆきます。キラキラした最後の青春を描いているのかなぁ。「黄色」というキーワードは、最後の「金平糖」に密接に関係してきます。

2.ミョウガール ショウガール
ミョウガは忘れっぽくなる、ショウガは殺菌する、みたいなことで膨らませて書いたものです。元ネタはアレですよ。このリズムで書いてみたかったんです。

3.さくらんぼう
去年の七夕に一気に書き上げた曲です。CDは歌詞が一部違っています。

4.おかわり
僕と私さんの作詞です。ちょっと技巧的で、小さめの曲を作っていたころの曲で、自分はこういう曲好きです。チェンバロがいい味出してます。このバランスをとるのがとても難しかった。

5.うの花のなやみ
うもれ木せつこさんの作詞。うもれ木さんは、僕の勤めている病院の入院患者さんだったんです。僕が「たべものをテーマにしている曲を作ってるから詩を書いていただけませんか」とお願いしたら作っていただきました。このアルバムに合わせるので、少しポップス寄りに作ったんですが、それが意外に受け入れられてるそうで、通ってるデイケアで流してくれているそうです。

6.他人丼
僕の選んできた人生は、誰かに迷惑をかけ、傷つけてきた人生です。罪滅ぼしというわけではないですが、この曲を書くことで、赦してほしかったのかもしれません。

7.アイスティー
僕と私さんの作詞です。とてもキラキラと素敵で技巧的で、最高の曲なんですが、いかんせんミックスが難しかったです。ミックスがうまくいかなかったけれど、エイヤと出したのがYouTube版で、そのあと少し頭を冷やして、リミックスしたのがCDには入ってます。本当に最高のミックスになりました。元ネタはあれですよ、アレ。

8.コーヒーミル
これも「おかわり」と同じように、小さく技巧的な曲を作っていた時期の曲で、歌詞も自分です。好きな人となかなか性格が合わなかった場合を想定して、その別れの予感を脳内妄想して作ってみた曲です。性格の合わない人ばかり惹かれてしまうのはなぜなんでしょう。これもチェンバロのバランスをとるのが難しかったです。

9.君の好きなレモネード
これは、一番古い曲で、よく自分が歌っていたものです。とてもけだるい歌で、あんま歌ってても楽しくない曲なんですが、意外と受けが良いので、割と歌っているという。またチェンバロ使ってますが、DAWを始める前から、絶対チェンバロを入れようと思っていたのです。

10.カキ氷、キンッ!
R&Bみたいなのは、アルバムに必ず一曲入れるってのは、お作法だと思うんですが(僕だけ?)。CDだと一部歌詞が違います。キーンって音、いい音が作れたと自負しております。

11.かすてらのうた
mashiromuさん作詞。CDに入れるときは、ジョン・レノンの「Love」みたいに、遠くからピアノが近づいてくるようにしようと思って、そうしました。とっても、いい雰囲気になって、マラソンしながら、この曲が流れてくると、おぉ!ってなります。飽きない曲では随一なんじゃないでしょうか。

12.忘れられた金平糖
この曲も大好きですね。いろいろ思い出します。終わりだなーって、感じ。忘れられないんだな〜って感じが自分らしいです。男はみんなそうかな。ダブル・マンドリンがとてもいいと思います。

どういう景色を、これらの曲を聞き手に与えるでしょうか。