2016年04月

ミクの本棚(頒布版CD-R)

"伊藤龍太のもう一つの顔、VOCALOIDプロデューサー「ryo-ta」。2009年〜2016年までのアンソロジー"

CDにも解説を書いたのだけれど、インターネット用にもまた書きおろそうかと思う。

自分は、文章は、その場その場の勝負だと思っている。歌作りもそうだ。今紡ぎだした言葉や音は、もう二度と出てこないものだ。だから、同じアルバムについて書いていても、きっと、また違った側面から、このアルバムの表情を照らし出すだろう。

クロスフェードを聞きながらどうぞ。


2009年に、天瀬まゆさんと、note'n notesという音楽ユニットで活動し、同年に解散。その間に、パソコンで音楽を作ることを学び、note'n notesで培った、女性の声の活かし方をVOCALOIDに応用した。よって、このアルバムは、人間の歌える、無理のない音域で歌われている曲がほとんどであり、普通のPOPSとして楽しめる作品になってます。VOCALOID初心者にもお勧めしたい作品です。

ただし、パソコンの作曲をはじめて、間もないころなので、当時の自分のスキルでは不足な部分もたくさんあり、それがずっと気がかりだった。いつか、CDとしてまとめるときに、きっちりとやり直したいと思っていた。そして、やっと、今回それがかなった。

自分が、初音ミクに出会うのはちょっと遅かったように思う。自分がDTMで音楽を作っていると元職場の同僚に話した時、「初音ミクはやらないの?」と言われたのを思い出す。その時の自分の反応は「初音ミクってなに?」といったものだった。で、調べてみると、なるほど、歌ってくれるソフトウェなのかと。

で、自分で調べてみて、最初に出会った曲がよかったんだなぁと今では思う。U-ji(霊長類P)さんという方の、「ジェリービーン」という曲がそれであり、この曲が一つの指針となった。「初恋桜」や「わたしのことが好きにな〜る」といった曲は、「ピコピコ」といった音が使われているが、明らかにU-jiさんの影響である。また、私のボカロP名のryo-taの「-」はU-jiさんを真似したものである。

また、U-jiさんはpiaproというサイトに登録しており、他者と協力をして曲やPVを作っていた。それが、私には非常に新鮮に思えた。知らない才能と、一緒に力を合わせて、一つの作品を作るということが、とてもかっこよく見えた。

私は、常に、詞を求めている。piaproには、それこそ、ものすごい量の詩が投稿されている。私にとっては、宝の山に見えた。私は、詞から曲を作るのには、慣れているし、長けているとも感じている。どんな詩でも曲をつけてやるという挑戦心があった。

僕と私さん(当時はリチャードさんといった)やアキラさん、sealagoonさん、tionさん、機械人さんといった、素晴らしい作詞家さんの作品を借りて曲を書いていくことが出来た。一人ではとてもできなかった。

そして、それぞれの作詞家の言葉のカーブに合わせて、自分のメロディーを寄り添わせてゆくのが非常に気持ちがよかった。これは、詞に曲をつける時には、いつも感じることだ。これが気持ちよくて、私は作曲がやめられないのだと思うが。

で、2011年、「ペロ」と「ふたり乗り」という曲で、いったん、ミクの曲作りをいったん終了することとなりました。ちなみにこの2曲からは、motif rack esというシンセサイザーが導入されています。

理由としては、将来のために、作業療法士の専門学校に通い始めたからです。さすがにこの間は音楽制作はなかなかできなかった。しかし、自分のソロアルバムは着々と用意していたんですけれど、今のところ、これは立ち消えになっています「謎の三種類」というアルバム名ですが・・。

で、2016年に、「デート五分前」という曲で、再び初音ミクの投稿を再開します。「理数系ラブソング」「雪が降ってきた」「あなたにつくし隊」(これはリメイクですが)が出来て、収録曲がすべてそろうこととなりました。

だから、正確に言うと。2010年〜2016年のアンソロジーというよりかは、2010年〜2011年、そして、2016年のアンソロジーというべきなのかもしれません。ただし、「雪が降ってきた」以外は、2010年には、ほぼ骨格が出来ていたので、まぁいいのかもしれません。

本当は、大量にボーナストラックを入れようと思ってました。入れるものはたくさんあるのです。しかし、間に合わず、この形に。でもこれはこれでよかったかもしれません。

また、その、時間的制約から、プレスCDではなく、CD-Rというかたちになってしまったのですが、業者に依頼したCD-Rは非常に品質がしっかりしており、自分の古いCDプレイヤーでも余裕で再生できたのに、非常に感動しまして、あぁ、これで十分じゃないかと。

というのも、やはりプレスは若干高くついてしまい、ちゃんとペイできるのか、その不安がつきまとい、どうも腰が重くなってしまう。しかし、CD-Rだと、非常に安価でつくれ、これなら安く売れ、売りやすいし、いろんな作品をどんどん出していけるじゃん、と思えたからです。

というわけで、これからもどんどん作品を出してゆきたいと思っているので、どうぞよろしくお願いします。最後は、解説でも何でもなくなってしまいました。



 

ミクの本棚(頒布版CD-R)
ryo-ta(伊藤龍太)
NOEQ RECORDS
2016-04-30


きょう、amazonへ「ミクの本棚」を出庫した。スリムケースだもんで、小さめの段ボールだったけれど、普通のケースなら、その倍サイズあるわけだと思うと、ちょっとドキドキした。

たくさん予約が入って、本当にうれしかった。予約数以上に出荷できたので、まだ予約間に合いますよ。ぜひぜひ。

【クロスフェード】
 

M3面白かったなぁと。

しかし、M3はボーカロイドのイベントではないんだよね。自分のアルバムを作って、それを歌ってプロモーションするなら最高の場だ。お客さんは多いし、頑張ればCD売上に直結するし。奮起するし、だめだったら反省して、次にも生かせるし。

だから、また、自分のアルバム作りたい、という気持ちが芽生えてきた。

で、またそれとは別に、ミクの作品はどんどんコンスタントに出してゆきたい。

考えてるのは今回「ミクの本棚」だったから、それをシリーズ化して、「ミクの○○」シリーズというもの。

秋のM3に出るとすれば、秋だから「ミクの食べ物」かなぁと。それをピアプロとかで、作詞を募って、協力して作品を作ると面白いんじゃないかと。これはネタは尽きないだろうし。

あと、それとはまったく別で、こう、ダンサブルなミクの曲が、実は何曲かあって(コンペで落ちたものが多いけどw)、それも出したいんだよなぁ。タイトルはもう決まってる。ちょっと、ryo-taなりに、今風にチャレンジしてみようかと思ったり。

さらにだね、せっかく、同人のイベントに出るわけだから、そこでしか売ることが出来ないもの、たとえばカバーみたいなもの、とかを限定で売ってみるのも面白いのかもしれないなぁと。

ミクの話ばかりになってしまったけれど、それくらい、M3というイベントに触発されたということです。

どちらに行こうか。ちょっと模索中です。この間が、実に楽しいというかね。

2016年1月31日発売
伊藤龍太1stソロアルバム



天瀬まゆ&伊藤龍太の音楽ユニット
note'n notes 1st album

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本日、無事に2016春M3が終了いたしました。

CD買っていただいた皆様、無料配布CDを受け取ってくださったみなさま、本当にありがとうございます。楽しんでね!

メインは初音ミクの新譜の「ミクの本棚」で、それを購入する目的にストレートにブースへ来てくださった方々がいて、驚きました。正直、 じぶんは、そんなにYouTubeやniconicoで、再生数も稼げていない作り手なのに、それでもチェックしてくださる方がいるんだなぁと、とてもうれしかった。

中には、昔から洋楽のファンという方がこられて「君がやろうとしていることは僕にはよくわかるよ」なんて言ってくださる方もいて、あぁ、しっかり聞いてくださっているんだなぁと。

もちろん、自分の音楽は、ソロだろうが、note'n notesだろうが、すべて、本気で作っているけれど、分母が多いほうが、そういう助言を頂く確率も高くなるのは当たり前だなんだろうけど、そこにも、ミクで作品を作り続ける意味があるのかもしれないと思った。ちゃんと見られてる感、これ、とても大事だなぁとすごく感じました。

メインは、このミクだったんだけれど、今回音が出せるブースだったので、ミニキーボードを持って行って、note'n notesや自分の演奏もしてみようかと。

しかし、歌ってるところに「ミクください」と来るのも、とてもおかしな光景だし、メインが「ミク」だったと心では思っていても、実際に設定した売り場は、そうはなっていなかったと反省。

しかし、それはまたそれとして、自分は、この「歌いながら売る」というこのブースが、とても楽しかった。久しぶりにかなり歌って、のどが痛いんだけれどね。路上ライブみたいだった。やったことないけど。これは楽しいかも。とりあえず、お客さんは、何かしら音楽が好きなわけだから、こっちに振り向かせられる可能性は、少しはあるわけで、そこに訴えることができるのか、そんな闘争心に少し火がついた。

まぁ、今回は、売り上げにつなげようと思って、歌ったわけではないけれど。なんとなく、なにもやってないと活気のないブースに見えてしまうから。

自分が歌ったとして売れるのは「RI:Cycle」だけれど、このアルバムは、何度も聞いて良さが伝わるアルバムだと思うので、一発でガッと耳を掴むメロデイは無いと思うから。

だから、よくライブで歌ってる「Diary」とか、カバー曲とか、そういうキャッチーなのを歌ってた。 

しかし、そういうキャッチーさも、必要だよなぁと、歌いながら考えてた。なんで、今歌える俺の曲はそういうのが少ないんだろうなぁと。 

実は、今日まで、ミクの新譜をこれからガンガン出してゆこうと思っており、自分の歌の方は、少しお休みしようと思っていた。だけど、今日いろいろ歌ってみて、こういう場でガッとくる曲を作ってみたい、という気持ちが出てきた。力づくで、こちらを振り向かせて、なにも知らなかった人に買ってもらえるようなCDを。

あと、自分の声は、だいぶデカイということが分かった。最近PA使った、路上ライブしている人たちも多いけど、やっぱり肉声で伝えたい。何か肉声で歌って、また別のものが伝わったような気がした。

あと、まゆっちょは体調不良で、あまり歌えなかったんだけど、興味持ってもらったお客さんのそばで、note'n notesの曲をふたりで小さい声で歌って、そして買ってもらったりね(笑)。まぁ。これはこれでうまくいったけど、note'n notesは路上で声を張り上げるような音楽じゃないね。

今回は不安だったんで、まゆっちょと、友達に来てもらったんだけど、で、在庫もがっつりと持ってったんだけどね、おつりもね、がっつりね、でもね、もっとね、少なくてよかった(笑)。

今回は、確かに、3人いてやっと設営できたんだけど、荷物を少なくすれば、1人で気楽にできる。それも大事だなぁと。ミクは、amazonで予約がコンスタントに入ってるもんで、めっちゃ売れちゃうかも、とか思ったけど、やっぱしそこは知名度に左右されるみたいだね。

自分は書店で働いてたせいもあって、在庫をがっつりと積みたくなるんだけど、十枚くらいを丁寧に売るのもとても気持ちのいいものかもしれない。音楽の雑貨屋さんみたいな感じでね。ただ、場所代がペイできるかは知らないけど。

一人でやってる人たくさんいたなぁ。さみしくないのかなぁ、とか一瞬思ったんだけど、自分も一人でできるな、とか思ってる時点で、みんな似たもん同志じゃんと、思っちゃいまいた。

以下雑感。次回に活かすこと。

・無料CDも、なんか持ってかないのだよね。見せ方が悪いのかもな。過剰なくらい目立たせないとだめかもね。

・あと、「どんな音楽ジャンルですか」と聞かれることが何回か。今回、キャプションがテキトーすぎて反省してるんだけどさ、売り文句を書くのも、「ボーカロイド」、とか「まったりアコースティック・デュオ」とか、ジャンルをキャプションに書いたほうがいいのかもなと思った。一目じゃわかんないものな。

・チラシ見てブースに再びくる、というのは、無いみたいだな。自分が客だったら、「さて、どんなことが書かれてるのかな」と見る余裕なんてないものな。家に帰ってからとかなら、あるかもしれないけどね。次回からは考えよう。

・俺、座ってるだけのブースは退屈しそうだなぁと思う。だけど、ボーカロイドとかは実演出来ないんだから、座ってるだけのまったりブースで視聴してもらった方がいいのかもしれない。だから、時間を決めてさ、「今は歌う時間」「今は、視聴をガンガンしてもらう時間」と分ければ両方楽しめるのかもなぁとか思ったりした。

・クロスフェードを流しているだけは、ほとんど意味がないみたい。

・なんか、高校生くらいの女の子集団と話せたのがうれしかった。別にいやらしい意味ではなく、なんか、若い子とか、俺なんかの歳になると、おっさん扱いで、「もう話しあわない人種だし」、と思われて、避けて通られても仕方ないと思ってたから。自分が楽しく歌ってるとで、壁がなくなったのだとしたら、やはり音楽ってすばらしいね。

・ま、なんだかんだいって、秋行けるなら、とりあえずはミクなんだろうな。だったらM3ではなく、ボーマスというのでもいいのかもしれない。とりあえず、キラーアイテムが出来るまでは、あんまし歌っても意味がない気がしてます。

お手伝いしてくれた、まゆちょと、隼人くん、ありがとう! 

予約受付中


 2016年1月31日発売
伊藤龍太1stソロアルバム



天瀬まゆ&伊藤龍太の音楽ユニット
note'n notes 1st album

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クロスフェード(いいとこが聞けるサンプル的な)が出来ました。ぜひ聞いてみてください。

で、amazonでも在庫がある限り取扱をするのですが、ちょっと予約が割と入ってまして、在庫も100枚(より厳密には少し少ない)しかないわけで、M3に来れない方で、ちょっと興味がある方は、amazonでぜひともM3の前に予約を入れて頂くと助かります。その分は確保して、M3に持ってゆきますので。


今日は、頒布するCD(旧譜)を配送しました。天瀬さんも「Happiology」を送ってくれて、あわせて2箱。それに、23日(ギリギリ!)に入荷してくる「ミクの本棚」を手持ちで持ってゆきます。

こういうイベントに参加するのは初めてで、正直不安だらけだったんですけど、だんだん楽しみになってきました。

というわけでよろしくお願いします。 

■2016年4月24日(日)
東京流通センター第一展示場O-10
サークル名NOEQ RECORDS

アクセス(東京モノレールを使う場合)
https://www.trc-inc.co.jp/access/traffic/train.html 


2016年1月31日発売
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ミクの本棚(頒布版CD-R)
ryo-ta(伊藤龍太)
NOEQ RECORDS
2016-04-30


昨日やっと脱稿しまして、いよいよ伊藤龍太、初のVOCALOIDコレクション「ミクの本棚」が発売になります。
Amazonにて、4月30日(土)に発売開始です。100枚限定です。

収録内容、少し変更があります。ボーナストラックは全くなく、ピシッと14曲。after schoolは入りませんでした。

  1. theme of "Love & Life"
  2. デート五分前
  3. わたしのことが好きにな~る
  4. マイガール
  5. ペロ
  6. 理数系ラブソング
  7. running
  8. theme of "Season"
  9. あなたにつくし隊
  10. ふたり乗り
  11. 雨の降る場所
  12. かえるの盆踊り
  13. 雪が降ってきた
  14. 初恋桜(tion)
 

全編リミックス&リマスター&ぐだぐだライナーノーツがついて、777円です。
今回は、頒布用ということで、盤はCD-Rです。でもしっかりと業者に発注したので品質は折り紙つき。

で、4月24日の2016年春のM3で、先行販売しようと思い、この日この会場のみ、1枚500円で頒布しようと思います。この時に全部さばけてしまったら、amazonには流通しません。

また、旧譜も、この日のみ、特別価格で販売いたします。NOEQ RECORDSの大バーゲン。ぜひ、お立ち寄りください。note'n notesの天瀬さんも来て、生演奏もしちゃう予定です。

■2016年4月24日(日)
東京流通センター第一展示場O-10
サークル名NOEQ RECORDS

アクセス(東京モノレールを使う場合)
https://www.trc-inc.co.jp/access/traffic/train.html 


2016年1月31日発売
伊藤龍太1stソロアルバム



天瀬まゆ&伊藤龍太の音楽ユニット
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