Eight Classic Albums
Ramsey Lewis
Real Gone Jazz
2013-06-27

レム・ウィンチェスター・アンド・ラムゼイ・ルイス・トリオ
レム・ウィンチェスター・アンド・ラムゼイ・ルイス・トリオ
MCAビクター
1997-09-22



Down To Earth のオリジナル版を持っていた。比較的に考えられた音作りで、もっと聞いてみればよいと思った。

ラムゼイ・ルイスというと、ちょっと王道のジャズからは外れた人という印象であったが、今であれば、それはそれなりに、彼の誠実さを感じる。つまり、即興演奏というだけの切り口からではジャズは衰退してしまうという危機感が表れていたのではないか。

ま、「即興演奏の切り口だけでは衰退する」という発想は、自分自身が、そういうものに魅力を感じていないだけの話なのであろう。

結局、ジャズもクラシックも、パワーを無くしている。 理由は簡単で、音楽が商業ベースに巻き込まれ、聴衆の質が低下しただけである。

そういう堕落に歯止めをかけるの評論家の仕事であるが、結局評論家自体も商業ベースに巻き込まれてしまった。

だったら、個人で立ち上がるしかない。ブログで反対意見を述べればいいのだが、結局パブリシティに影響を受けてしまうのが素人なのである。ださい。ださすぎる。うつろ人間がおおすぎる。

こうして文化は衰退する。

話がだいぶそれた。

結局、音楽は消えていってしまわないといけない。フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュという巨人の演奏が残ってしまっては、もう先にできることは残っていない。録音というのは神にそむいた行為であろう。しかし劣化をしてゆく。その妥協産物がデジタルである。しかし、デジタルだと音楽の魅力がなくなってしまう。結局神は勝つのである。

ジャズなんかもっとも残ってはいけない芸術であるのに。よってジャズは「残り」を意識した輩が出てきた。ラムゼイ・ルイスなどもそのたぐいであろう。いろいろ工夫をして、飽きさせないものを作ろうとしている、ジャズのエッジを保つように努力をしている。そして、それはある程度成功している。

しかし、そうすれば、そうするほど、ラムゼイ・ルイスの、というより、「作品」としての評価になっていってしまう。今に生きるということはとても辛いことだ。ほぼ「Down To Earth」の話になってしまった。

Down to Earth
Ramsey Lewis
Polygram Records
1999-01-26


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クリックしてくれると若干やる気が出るような〜。