2013年07月

#9 雨の日

湿気を吸った畳のことを考えながら作曲してました。

「雨の日」

作詞・作曲:伊藤龍太

いいじゃない 雨だって
僕のせいじゃないよ
子供でも分かる ことだろ

そうだね わかってる
もとは僕の都合さ
その日は晴れたね 知ってる

些細なちがいが 目についてきたね
危険信号  話を合わすよ

はれのひ かぜのひ
いいとこ それぞれあって
あめのひ ゆきのひ
だけど今日は あめ あめ あめ あめ あめ

きっと僕らは つながらないね

ちいさな 言葉は 

きっと僕らは
ちいさな 言葉は 雨の日のように

きみもね ぼくもね
いいとこ それぞれあって
みけもね ぽちもね
いいとこ それぞれあって

はれのひ かぜのひ
いいとこ それぞれあって
あめのひ ゆきのひ
だけど今日は あめ あめ あめ あめ あめ

#8 妻よ

自分の中では、このアルバムの中の登場人物はすべて共通している、という見方をされてもいいと考えています。時系列はバラバラですが。もちろん私という一人の人間が作り上げているので、当たり前のことかもしれませんが。

「妻よ」

作詞・作曲:伊藤龍太

妻よ また稼ぎが
少なくなってきた 
予想はしてたが

妻よ 電球が
消えかかってるね
気になっていたが

たばこもやめたし お酒もやめたし
パチンコやめたし 競輪競馬も

妻よ 僕は どこで 踏み外したか?

教えておくれ

節約してるし 貯金もしてるし
真面目にしてるし 神に誓えるし

妻よ 僕は どこへ むかうのか?
妻よ 僕ら いつへ もどろうか?

妻よ 今日は 大事なことがあるんだ
妻よ 今日は なんてことはないんだ
妻よ 今日は 大事な話があるんだ
妻よ 何かおいしいものでもたべようか 

#7 恋の日本橋 feat. 初音ミク

一番古い歌で、おそらく10年前くらいには原型はあったと思います。歌詞が未完成だったので、このたび完成させました。一番最初の職場でカラオケが好きな方がいて、「ではデュエット曲作ってきますよ」と言って、作った曲です。まぁ、その機会はまだ訪れていませんが。もちろん舞台はカラオケボックス(もう「ボックス」は付けなくていいと思うのですが)で、何言ってるか聞き取れないくらいのエコーでお聞きください。

初音ミクとデュエットするとか、本当に残念な人って感じです。

「恋の日本橋」

作詞・作曲:伊藤龍太

♀罪な男ね 私を抱きしめて
 他の女を 想ってるのよ

♂それは誤解さ 恋患いさ
 俺はお前が 一番なのさ

♀♂ふたり歌を忘れた カナリヤさ      
  ここは 週末の 日本橋

 ♂今夜は飲もう ♀二人いたなら
♂♀お互い 帰る故郷(くに)も ないだろ

♂いけない女(ひと)さ 夜に舞う蝶さ
 夜が明けたら 飛んで行くんだろ

♀思い過ごしだわ あなたの側じゃ
 幸せすぎて 怖いだけ

♂♀人は死ぬためだけに 寄り添い
 十勝 門前仲町 神奈川 

 ♀恋の日本橋 ♂俺の日本橋
♂♀お互い かえるぴょこぴょこ みぴょこぴょこ
  お互い かえるぴょこぴょこ むぴょこぴょこ

♂愛してるよ

♀「旦那だけを」
♂「おまえだけを」え?

#6 風の中

科学の進歩と、芸術の終焉と、個人の幸せ、みたいなのを全部混ぜて作った歌です。

科学が進歩しすぎてしまうと、ロマンが入り込む余地がなくなってしまうのではないかと思います。それを表出するすべを失った人間は、やはりそれでも表出してゆかなくてはならないのだと思います。


「風の中」

作詞・作曲:伊藤龍太

どうしようもないな 俺
どうも情けないな 俺
自分のことで 精いっぱい
君のことで 胸いっぱい

どうしようもないな 俺
いかんともしがたいな 俺
寂しい事なら 目いっぱい
嬉しいことなら 雨いっぱい

いつか 君が 嫌いな トンボを取って
笑顔で 目の前に差し出そう
そんな ことで しか見 つけられないのか
俺の・・・ 俺の・・・ 

君は笑っているけど
きっとリミットがある
その答えは だいぶ風の中

いつか 君が 好きな 月のかけらを 
持ち帰ることも 出来そうだから
君を 彩る 魔法と 素敵な雰囲気も
語ることが 出来なくなりそうさ

君は笑っているけど
とても切実なことだよ
その答えは だいぶ風の中 

#5 ありがとう神様

「骨折するまで天才だった」と半ば本気で言ってました。しかし、それと同じようなことを言っているのをどこかのラジオでタレントが言っているのを聞いて、実に恥ずかしくなりました。

みんな自分が特別な存在だと思いたくて、でもそうじゃないとだんだんと気付かされ、でも最後のあがきが出来てしまうのが今の日本なのかもしれません。

「ありがとう神様」

作詞・作曲:伊藤龍太

なんかいいことないかな 必死で考える
宝くじでも買おうかな 必死の近道

受け入れて 受け入れて
僕のこと 受け入れて

僕は僕なりにやってる 必死にやってる
やっぱ連番がいいかな まだ考えてる

信じてて 信じてて
僕のこと 信じてて

汗水流すのは 僕の柄じゃない
どんなにだましていても 知っているんだぜ
僕に才能をくれて ありがとう神様

受け入れて 受け入れて
まこと 受け入れて

かつて僕は天才だった
押しも押されぬ天才だった
かつて僕は天才だった
骨折するまで天才だった

君とは違うのさ
一味違うのさ
ポチとは違うのさのさのさ
つくりが違うのさのさのさの
どんなにいじめられても 気づいてるんだぜ
誰も通らない道も 怖くないんだぜ
とろ うに いくら えんがわ こはだであがり
僕が僕であるために ありがとう神様
 

#4 うしろにいるよ

ネタからわかるように、少し前に書いた曲で、ライブでも「流した」ことがあります。実は大ヒットした方のではなくて、その前のがネタです。続編がヒットしてしまったためにちょっと大ネタ感が出てしまったのですが…。

そのころ、スピリチュアルブームの真っただ中でありまして、そんな「霊的」なものと「ネタ」を混ぜてみました。

真面目な話になりますが、新しい音楽というのは、「鋭い視点」を持って登場してきているものです。私も茶化しながらも、そのスピリッツ自体は引き継いでいるような気がします。

歌詞の「なう」は今回韻を踏むために付け加えました。これでより本格的なラップになったと思います。

「うしろにるよ」 

作詞・作曲:伊藤龍太

 YEAH! COUGH!
ハローワーク通いの俺 なかなかいい仕事みつからねぇ なう
ていうか 自分っていったいなんだ 自分探しに語学研修行きてぇや

いっそのこと ハローワークに 就職させてくださいと
お願いしたけど ダメみてぇだ 男なのに 畜生 まじ切ねぇや

でも そんなこと どうだっていいんだ
お前の笑顔が見たくて ブッチのバック買ってやりたくて
でもその笑顔見たら まぶしすぎて
だからいつも後ろから お前を見つめているよ
いつか こっちを向いてくれ その日まで就活 俺頑張るから

 背後霊はいつだってうしろにいるよ(背後霊じゃねぇよ)
 いつでも私たちのこと見守っているよ(お前だけさ)
 なんかのテレビ番組の影響じゃないよ(オーラ知らねえ)
 言わなかっただけ昔から信じていたよ

覚えてますか二人で行った デパ地下の占い師の言葉
E「あなたの前世はタコですね」
M「あら、イカでしょ?」
切ねぇや! 人間ですらねぇんだ というか 動物でもねぇ
まぁいいや そんなことはどうだっていいんだ
タコでもイカでもアイ・ブラ・ユー

話 へへ かなり脱線しちまった
脱線といえば 女性専用車両は一番先頭にあるが何か意味があるのか?
女性専用車両の女が みんなお前に見えてきたよ なう!
たくさんのお前が 俺を見つめている なう!
つまり マジ 親 リスペクト!

 背後霊はいつだってうしろにいるよ(いるよ!)
 いつでも私たちのこと見守っているよ(俺だけ見守って!)
 なんかのテレビ番組の影響じゃないよ(オーラ知らねえ)
 言わなかっただけ昔から信じていたよ(一緒に歌おう)

 背後霊はいつだってうしろにいるよ
 いつでも私たちのこと見守っているよ
 なんかのテレビ番組の影響じゃないよ
 言わなかっただけ昔から信じていたよ

背後霊(Hi Go RAY! Hi Go RAY!・・・)

なんかの(サムシング サムシング・・・)

YEAH! COUGH!

#3 サポーツ

どのように解釈してもらってもかまわないのですが、さすがにこれだけは個人的な体験だということは否定したいので、声を太い声に加工させて歌いました。けれど、加工させてから気づいたのですが、曲全般にわたり、自分の声を変化させっぱなしって曲もあまり例がないんじゃないかと思い、意外な面白さが出たような気がします。

中間部のコーラスが「罪悪感」から「罪(ザイ)」にきっぱりと代わるところがミソです・・・と言いながらこれはほぼ偶然の産物なのですが。でも、そういうことがよく起こることも事実で、これは運です。

「サポーツ」

作詞・作曲:伊藤龍太

いや すいません、どうも
はじめてですか
じつは ぼくもそうなんです
ぐうぜんですね

はじめてどうしで よかったねなんて
おもったりなんかりして

さき おわたししましょうか  
あとなんですね 
あはじめてって こっちの意味だったですね

とんだ赤っ恥 だけどもクールに
きをとりなおして あっちへゆこう

はじまらなそうな
これでおわりにしてよさそうな
迫りくる罪悪感

ママごめんね いもうとごめんね
ポチごめんね 妻ごめんね
ジュース高いね 焼きそば高いね

どこに あるのかな

あれ おききしますが どうも  
おしまいですか?
え でも あれ なんか えっと その
え おしまいですか?

あ これがいわゆる ○○だったんですね

やさしいぼくで よかったねなんて

いえ気にしないでどぞ とってください

もういませんか
 

#2 アイスティー
 
この曲だけ、作詞がリチャードさんです。そして、この曲が一番ロマンチックなバラードになるかもしれません。リチャードさんは、piaproの初音ミクでのコラボで知り合って、「私のことがすきに〜る」「ふたり乗り」「デート5分前(制作中)」とかいろいろ作りました。また、「おかわり」「恋に乗って」など自分のレパートリーに取り入れされてもらった歌もあり、そしてこの「アイスティー」もそうです。今活動休止中みたいですが、ぜひまた一緒にコラボをしたいです。

間奏の「コチコチ」いう音は、離れてることによってだんだん愛が実ってゆく様子を描いたつもりです。

作詞者によって、やっぱり作品を吹く風が違う感じがします。そして、作詞者とコラボすると、ちょっと安っぽい言葉ですが、ソウルメイトになったような気がします。それはおそらく後で作曲をする作曲家しか感じないものかもしれませんが・・・。

「アイスティー」

作詞:リチャード
作曲:伊藤龍太

君と飲むアイスティーは 甘すぎるから
ガムシロップなんか いらなくて
色んな気持ちストローで ぐるぐる混ぜて
素直になれずに 隠してる

君が私の 心揺らすたび
コップの中は 空になってく
ふと気付いたら 氷の味がして
恥ずかしくって 瞳逸らした
週末の午後3時

1人で飲むアイスティーに シロップ入れて
前の週末を 思い出す
あの日と同じメロディーに ため息混ぜて
次会う日のこと 夢見てる

ストロー伝って 口に含むたび
君の言葉が 蘇ってく
ふと気付いたら 氷の味がして
寂しくなって 追加頼んだ
平日の午後3時

愛してる…

君が私の 心揺らすたび
コップの中は 空になってく
ふと気付いたら 君のも空になって
視線重なり 2人笑った
週末の午後3時

#1 ミュージシャン

今の音楽業界は、同じものを何枚も買わせたり、ちょっとおかしい。タイトルの「謎の三種類」 はこの曲から来ています。そういうイラツキがちょっと出ているかもしれない。「果たしてこれは音楽なのか?」「彼らが作っているのは音楽なのか?」「そもそも彼らは音楽を聴いているのか?」という疑問がある。

でも純粋に歌が好きで、音楽が好きで、という人はいつの時代にも必ず一定の割合いるはず。そういう人たちを窒息させてはいけないと思うし、また「音楽ってこんなに面白いんだ」と気付かせる義務があると音楽に携わる人にはあると思う。そのためには、まず自分が音楽を「知って」いなくてはいけないだろうね。

「ミュージシャン」
作詞・作曲:伊藤龍太

職業選択の自由を吹き込まれ 
僕らは生きてきた
僕はミュージシャンにあこがれて
そしてあきらめた

音楽を愛してる だれにも負けないが
そうでもない人が 音符で食べている

あの人は
ミュージシャンと言うより文学者
あの人は 
ミュージシャンと言うよりエンジニア
あの人は
ミュージシャンと言うよりコレクター
あの人は
ミュージシャンと言うよりセールスマン

面白くないけど この僕も なんとかやっている
どっかの誰かが 「仕事は選べる」と
おっさん 嘘を書くのが おっさんの
お仕事なんですものね

好きなことなのに 仕事は来ないのさ
嫌いなことばかり 仕事は溢れてる

あの人は
ミュージシャンと言うより曲芸師
あの人は
ミュージシャンと言うよりネズミ講
あの人は
ミュージシャンと言うより(てれててって)
あの人は
ミュージシャンと言うより新興宗教

納得いかないけど この僕も なんとかやっている

安易な金もうけ 謎の再結成 
謎の3種類 謎のベスト盤

あの人は
ミュージシャンと言うよりヤク中で
あの人は
ミュージシャンと言うより詐欺師だし
あの人は
ミュージシャンと言うのにクチパクで
あいつらは
ミュージシャンと言う前に 犯罪者

こうなりゃ 一肌脱ぎましょう
素敵な音楽 奏でましょう
クリーンな音譜を 並べましょう

アイム・ア・しがないミュージシャン

That Lucky Old Sun
That Lucky Old Sun [CD]


やっぱり、夏といえばビーチ・ボーイズ!

去年の夏に、ビーチボーイズの来日公演に行ってきた。あの日は、自分の人生の中で最良の一日であった。それを思い出す。暑かったなぁ。

このアルバムも、5年間のものとなってしまったけれど、多彩なアイディアと安定したソングライティング、それがぎっしり詰まっており、名盤であると何度目かの再確認。こう「陽」の部分が強調されすぎて、物足りない人もいるかもしれないけれど。

で、今調べて分かったけれど、また、マイクとブルースが単独行動をして「ビーチ・ボーイズ」と名乗ってツアーを行っていたみたいだね。そういうことか。

マイクはもちろん、ビーチ・ボーイズに必要な人物であり、ブライアンも同様。

マイクからすれば、マイクの率いるビーチ・ボーイズと、ブライアン率いるビーチ・ボーイズで2倍の動員が見込めるんじゃないか、とか思っているのかもしれない。良心的に解釈すれば、だ。

結局、天才たちというのは、自分が伝説だということにも無頓着で、こういったファンを裏切るような妙な行動を起こすものだ。だから、また、何年か一度に出会う惑星のように、またブライアンとマイクが一緒にやる時には、必ず逃さないように私たちは準備しておかなくてはならない。

それがたとえ335年後だとしても。

作曲以外のYouTubeをまとめました

▼others(arrange, playing)▼
https://www.youtube.com/playlist?list=PLA7CxCeaXmPK2NPYHPPIZUyrtBRd7d_FQ&feature=mh_lolz

うらじゃの編曲提供、tico☆さんのアレンジ、そしてmiifyさんの伴奏などが入ってます。

うらじゃでいつも編曲を使っていただいた鬼彩さんが、今年は演武がないらしく、2013年版編曲はオクラになりそうですが、その分楽しみが増えたってことで。ぜひまた素晴らしい演武を見せていただきたいものです。そして一度実際に見に行きたいですね。だから、今年は絶対いけないのでラッキーだったのかもしれません。

時間の過ぎ去るのは早いですね。



季節はずれですが新曲です。詩は本多君です〜。

あと、天瀬まゆさんとのユニットnote'n notesのライブを、自分の思うベストテイクを自分のチャンネルでまとめてみました。

▼note' notes LIVE▼
http://www.youtube.com/playlist?list=PLA7CxCeaXmPIT6yxd553K7X-L-3k6gwYS

「ブルー・クリスマス」以外のnote'n notesの発表した曲は全部ここで聴けます。
同曲異演の映像が多かったので、すっきりしたと思います。ぜひ聞いてみてください。

では!

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