2008年07月

最近読書するのがしんどい。辛うじて2冊よんだ。


◆ブルックナー/土田英三郎(新潮文庫)

客観的な評伝。でも最後の二三ページ、涙が溢れて仕方が無かった。

ブラームスとの有名な切り絵があるが、あの切り絵師は絶対ブルックナーを愛していたに違いない。6ページ目の切り絵の大作は愛情に溢れている。天使が喝采する観客の元へ、ブルックナーの手を引いている。まさにブルックナーの音楽そのものである。

◆落語の国からのぞいてみれば(講談社現代新書)

終わりまでの8割はチープな言葉遣い&無知をこばかにした態度で辟易する。「ためにはなるが読み終わったら触れるのも避けたくなる書物」との文章を用意していたが、最後の最後、読ませた。巻末の付録も価値が高い。僕のベッド・ミュージックの志ん生さんはあまり評価が高くないのかな。音楽としての落語は志ん生さんの右に出る人はいない気がするけれど。


写真はブルックナーの弟、イグナーツ・ブルックナー。そっくりすぎて笑える。

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今夜は月が青いから飲んでますか?

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