2008年05月

5
ためになった。

この人、昔レコ芸で「ワインと音楽の対位法が…」とか俗悪な事を書いており、虫眼鏡で顔写真を焼いたことがある。そういう面を差し置けば、やはりきちんと知識はあるのだなと思った。

こんな1文が。

「バッハに流れ込んだもろもろの要素は、ひとつひとつ分析して先輩たちとの結びつきを証明出来るが、しかし同時に、そうした一切の分析と証明の努力は無意味と思わざるを得ないほどに、バッハのスケールは大きく、個性は際立っている」


「バッハ」を「大滝詠一」に置き換えても通用すると思った。大滝さんはバッハ的な音楽家なんだと気付かされた。

「大滝に帰れ」これである。

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1
◆アンの青春

やっと読み終わった。退屈極まりない。

65ecebed.jpgちょっと話題の小泉元首相の本を読んだ。あっという間に読め、しかも面白かった。星五つあげちゃう。

小泉元首相は演奏家にはあまり拘らないらしい。同感。私も一国の主になる資質があるのかしらん(†)。未知の曲をたくさん知りたいんですって。同感。ま、聞き比べしかできないオナニー野郎には一生理解出来ないんだろうな。いつまでも「復活」ばかり聞いていてください(††)。

もう一か所。「『椿姫』『イル・トロヴァトーレ』『アンドレア・シェニエ』『トゥーランドット』の4作品を観てオペラの良さが分からない、あるいは全然感動しないという人はもうオペラを観なくていい」のくだり、思わず吹き出してしまった。

しかし「イル・トロヴァトーレ」や「トゥーランドット」はやっぱり親しみやすいオペラなんだなと思った。小泉元首相の意見は知らずとも、やっぱり似たような「音楽遍歴」を辿るのだなと感慨に耽ったりした。

元首相は、この「真珠採り」はどう思うんだろう。これも、僕のオペラ入門のきっかけとなった作品で、特別な愛着がある。

このオペラを一言で言うなら「メロディ!メロディ!!メロディ!!!」とにかく良いメロディいつ果てるともなく続いてゆく。僕は「カルメン」のようなラテン臭いのは何となく苦手だが、「真珠」はスパイス的にしかラテン風味が出てこないのも望ましい。そして全体を流れる自然情緒。目の前に舞台のセイロンの抜けた青空が目に浮かぶようだ。

このマイナー・オペラでも二つの名アリアを輩出してるのは流石と言うべきか。「神殿の奥深く」と「耳に残るは君の歌声」がそれで、前者はバスとテノールの珍しい二重唱で、響きがすごく面白い。後者は昔から往年のテノールで歌わなかったものはないくらいの名旋律。

多分このオペラがいまいち有名になれないのは、登場人物が四人きりで、場面展開の見せ所に乏しいからではないだろうか。だからこそCDで聞く分にはぴったりなオペラだと思う。

ヴァンゾーのすこし青いくらいの真っ直ぐな声、コトルバスのちょっと色っぽい尼さんレイラ、そしてプレートルの快活な指揮。魅力のない瞬間を探す方が難しいです。

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5
◆赤毛のアン/モンゴメリ

星、あと三つ追加で。

数日前、CDプレイヤーのトレイが開かなくなり、CDの交換が出来なくなった。修理に出さなきゃなぁと意気消沈。ちなみに閉じ込められたCDはなぎら健一の「中毒」。さらに気が重い。

しかし、今日突然トレイが開いた。しかしまだいまいち信用出来ない。また閉じ込められ、修理に出す時の事を考え、デセイのイタオペ集なんて高尚(?)なものを聞いたりした。

それは冗談としても、図書館のCDとかはマジで入れないようにしよう。DVDプレイヤーで聞こう。というか返却期限は平気で過ぎてるんだけどさ(黙)。

今朝はトスカを聞きました。


ほんとっすか?

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