2007年10月

昨日の疲れもあったけど2周走った。のんびり出社の用意をしたかったので短め。

∵・∴・★

◆第46(31)番ホ長調(1776 43歳)

第1楽章…モデラート。明快でハイドンすぎる主題。あまりに「乾きもの」がすぎている印象。

展開部からは短調も入って来るけれど、これも特に新鮮な驚きがなく困っている。

すごく真面目な作曲に聞こえる。否定する方が悪者に見えてしまうほど。

第2楽章…アレグレット。バッハ風の2(3?)声のメロディが印象的。夕方の教会のような雰囲気は悪くない。

話はそれるけれど、こういう曲をどうやって書いているのか、まったく想像がつかない。そういう気持ちがバッハの音楽に距離を置かせているのかもしれない。でもいつかは…と思っている。

第3楽章…プレスト。アタッカにて。これを聞いて以前ギャリング(ガリング)の演奏で聞いたことがあると気付いた。この楽章の1:43からすごく印象的なメロディが出て来て、ここで既聴と気付いた次第。この楽章は魅力的だと思う。

ギャリングはこのフレーズは複数回出て来た気がするけど、ショルンスハイムは一回のみ。繰り返しを省略しているのか?てうーん、ちょっと残念。

また、演奏も驚くほど闊達、「これぞプレスト!」と叫びたいギャリングに対し、ショルンスハイムはやや流れが悪いところがある。

第1、第2、第3楽章とそれぞれ主張が違い、カラフルなソナタだと思う。演奏者によっては驚くほどの魅力を得られるような気がする。


今日は短め……

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……眠い。

今日は2周。起床時に水を飲むんだけど、ないので、走る途中で自販機で購入。走りながら飲むが調子が狂う。給水というのもなかなか難しいと思った。

└|∵|┐♪┌|∵|┘

その後上野動物園へ。一年振りくらいか。キリンやトラや猿やツキノワグマやモモンガが可愛かった(小学生の作文か)。

あと、チケットに印刷されている正体不明の生き物をさがした。ウーパールーパーのようだけど、えらが無く牙が生えている。両生類系だと目星を付けたが、ハズレ。ハダカキバネズミというそのものずばりのネーミングを持ったネズミだった。

隣りにいた女子高生たちがその滑稽な生き物に爆笑していた。確かに妙な生き物で、なんだか確かに可愛い。上野動物園的にもプッシュしたいキャラクターのようだった。

ムンク展が近くでやっていたので近々見に行きたい。

☆彡☆彡☆彡☆彡

◆第30(19)番へ長調(1767 43歳)ニ長調《ディベルティメント》

今日から4枚目。またチェンバロ。ありがたきショルンスハイムのお言葉は?

《型を持った遊び》

特に異議なしです。

第1楽章…モデラート。結構充実してきた、ハイドンの連続視聴ですが、また昔の時代に舞い戻った感があります。ハイドンのハイドンたるソナタと言った感じでしょうか。

でも、段々とこの米の飯のような味わいが分かって来たような気がします。また「もううんざり」と思ったチェンバロですが、一聴「懐かしい!」と思いました。こういうのが「積み重ねた時間が変わった瞬間」だと思います。これは頭だけではたどり着けない経験であり結果なのです。

こういうことを僕は大切にして生きて行きたい気がするのです。

でもまあ、正直に言うとそれを再認するきっかけを与えてくれた以外に、内容的に特筆したいことはないです。

第2楽章…アンダンテ。これは、ジブリのなんかの主題歌「呼んでいる〜♪」で始まる三拍子の曲にそっくりです。展開部も表層的な変奏に終始する、平和な歌の楽章。

第3楽章…アレグロ・アッサイ。ソナタ形式ではなくて、順番に六つの主題を弾いて行くという変則的なもの。ベートーヴェンの第九のフィナーレのようなものだろうか。

全部の主題を説明するのも困難だけれど、ハイドンの似たり寄ったりの変奏曲よりは何倍も面白いのは保証したい。前に取り上げたカプリッチョニ長調「8人のへぼ仕立屋に違いない」(というらしい)のように、形式に囚われず、自由に書いた方がハイドンはよい仕事をするという二つ目のよい例になった。

このフィナーレは珍品であり、痛快であり、傑作だ。これは聞いていてむねがすく。

この終楽章があるため(だけ)に、このソナタは無視できない。第1、第2楽章も自ずと価値が引き上げられる。全体を含め名作と呼んで良いかもしれない。

オススメ度:★★★★



今日は疲れた……

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……でも疲れを素直に感じる身体は健康の証しかな。

今日は7時半に起きてダラダラして、仕事の書き物をやったがなかなかまとまらず(結局終わらず)、ジョギングの時間が刻々と少なくなってゆく。

普段は2周の時間だけれど、書き物がうまくいかなかった鬱憤を晴らすべく、無理して3周した。かといって速く走ったりはしないんだけど。疲れるのはキライ(矛盾してる?してないんだな、分かる?)。

最後のクールダウンの時に上半身のストレッチをやってしまい、すぐシャワーへ。その後、おにぎり(海苔が切れてる!)と遅い朝ご飯。具もないし、味噌汁は無しかなと思ったらじゃがいもが目に止まる。あと15分。ふーむ。意を決して圧力鍋で作り(加圧一分&自然減圧二分&プシュー)、急いでかき込む。しかし!「加圧したてのおじゃがは熱かった〜」(おしりかじりむし風に)。

∵・∴・★

◆第41(26)番イ長調(1773 40歳)

第1楽章…アレグロ・モデラート。昨日に引き続き地味な主題。中身はあるけど魅力がない、栄養はあるけどおいしくない料理みたいなものか。短調に転じるところからの展開の執拗さはなかなか聞きどころでる。

展開部の同部分はさらにしつこい。細かい転調や回帰変拍子も織り込み、ひたすらにトニカから逃れようとする。家出をしたまま帰らない悪ガキみたいだ。ここが一番の聞きどころではないだろうか?

ハイドンのピアノ・ソナタで展開部が一番の聞きどころというのは今までなかった。ベートーヴェンの足音が聞こえる。

第2楽章…メヌエット。短い。ハイドンの今までのメヌエットとちょっと違う?フランス風?なんだか良く分からないけれど、それ以外特筆すべきところはないようだ。

第3楽章…プレスト。一分にみたない。短すぎる。

このソナタはニコライ王子?に捧げられた六つのソナタのうちの一つなんだけれど、あきらかに時間がなかったようだ。それでも取りあえずは作品としてまとめあげる潔さは見習わなきゃなと思う。ドイツの作曲家ってそんな人が多い気がする野は気のせい?

オススメ度:★★★


6枚目終了!……

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……ついでに5連勤も終了。お疲れ、俺。

朝3周走った。

ドアを開けると、太陽と水のいい香りがする。台風が過ぎ去った後の、文字通り雲一つない、最高の天気だ。

走り始め「久し振りに走るってやだな」って思ったけれど、一周目中盤から調子が激変。ラストに超坂道があるけれど、そこもスイスイ走れてしまう。なんじゃこりゃ。

ランナーズハイと言うものではないと思う。ものの本で読んだけれど、本番一週間前は走らないと言うのが知る人は知る鉄則らしい。

四日走らなかったことで、それを疑似体験出来たのかもしれない。一言で言うと「なんたる快感」「なんたる全能感」「アイ・アム・ジークフリート」といったところだ。もう、どこまでも走れそうだった。

けれど全能なジークフリートになった僕も便意には勝てなかった。なぜ走る前に一発出しておかなかったんだろうと、ものすごく悔やまれた。こんなコンディションまたいつ味わえるか分からないのに。

便座に「ジー」って座り「ク」っとキバリ、晴れて「フリート」なったわけだ。

なお、また女の子に「マラソンしてるの〜?」とこえをかけられる。昔から子供にはモテるみたいだ。

なぜか走ってる途中にGReeeeNの「Day by Day」が頭を捉えた離れない。愛すべき腐った人間にこの歌を捧げたいような気がした。

ランニング後GReeeeNのアルバム全部聞いてしまった。これくらい余裕があると気持ち良い。

--*--*--*--*--*--

タイトル:ママのおなべはうちゅうせん


ママのおなべは うちゅうせん

シューっ音たて のぼってく

音が消えたら 大気圏

こえて 圧力かかりだす

アンテナくるくる 回ったら

軌道に乗ったよ ひとやすみ

ママうんてん おつかれさま

お肩を トントンたたきましょ

と見せかけ背中に 回し蹴り

作:くるぶし次郎(5歳児)

第1回圧力鍋推進ポエム入選作品:佳作(公評:さいごの行はないほうがよいでしょう)

☆彡☆彡☆彡☆彡

◆第37(22)番ホ長調(1773 40歳)

第1楽章…アレグロ・モデラート。どことなくアンティークな主題。なかなかトニカに戻ろうとしない長いメロディが印象的。古典派からの発達ってこういう事だよなと想う。ハイドン一人の成長からワーグナーの登場まで予感出来ると言ったら言い過ぎか?

メロディが長いため見落としそうになるが、5度上に解決するハイドン節である。

メロディはそんなに印象には残らないけれど、その処理に大きく文面を割いているというか、内容重視の楽章で、とても聞き応えがある。ベートーヴェンの英雄交響曲を何となく思い出す。

第2楽章…悲しみのアンダンテ。これも主題が「ここからここ」と言い切れず、接続的に提示部最後まで行ってしまう。まさに抽象的な音楽美で、耳に残らない分、心にジーンと来、音楽を聞いた充実感は十分にがある。

分かりやすい旋律美というのは、つまりは虚構の美、つまりは華美な仮面なのかもしれない。それがないと言う事は、作曲者が華美な仮面を脱ぎ捨て、本心を見せているような錯覚を覚える。ハイドンのこのソナタは何となく、彼の本音を垣間見るような趣がある。

第3楽章…メヌエット。終楽章なのに前2楽章の憂いがまだ残っている。構成的なハイドンのソナタだけれど、このソナタは気の赴くままに筆を進めているように想える。ここまでハイドンが無防備だったことはない気がする。

もしかしたら、なんてことのないソナタなのかもしれない。でも、ハイドンとい人間をすごく身近にに感じた。妙な愛着を覚えずにはいられません。

オススメ度:★★★★


ベートーヴェンにはこういうソナタあるけど……

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……まさかハイドン、恋でもしてたのかしら。

四日走らず。雨だし…。

イライラする。昨日牛乳500ml飲んだのに。

少しでも体を動かしたい気持ちが腹筋をさせたけど、7回でやめた。朝に腹筋運動はイチゴにトマトケチャップくらい合わない。

--*--*--*--*--*--

昨日10:30頃帰って来て、すぐにニクジャガコン(オリジナル)を作ったら、誇張ではなく20分で出来た。ご飯が炊けるのを待っていたくらい。

?肉→大根&じゃがの順に炒めて鳥ガラスープ、極めてヒタヒタに

?2分加圧後自然減圧

?蓋を開けて醤油&砂糖&酒(なくてもよい)を入れ5分ほど煮詰め終了

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ね、超簡単でしょ?姑も黙る手間隙かけた(ような)仕上がり。

圧力鍋はタイムマシンだと思えばよい。

圧力鍋のオススメのセリフに「時間がない人に」とよくあるけれど、僕から言わせると「料理が下手」「めんどくさがり」「ケチ」「自己流」な人こそ最適だと思う。

とくに、どこに向かっているのかわからないような、長丁場の煮物などの料理は、すぐに結果が見えるから、不安もつのらない。

ああ、スバらしきかな、圧力鍋。

明日は圧力鍋推進委員会主催第1回圧力鍋ポエム入選作品をご紹介します。

☆彡☆彡☆彡☆彡

◆第36(21)番ト長調(1773 40歳)

第1楽章…アレグロ。第3主題まである力作。行進曲風の第1主題、突然込み上げる短調の第2主題、半音が不思議なニュアンスを伝える第3主題、ことごとく忘れ難い。この時点でものすごく多彩で、繰り返すのも嬉しくなってしまう。

再現部、第2主題に行く前に、短調に揺らめき、そしてなんと第2主題は省略され、第3主題に向かう。これはすばらしいドラマである。

ショルンスハイムの符点のガッチリしたリズム感も特筆すべきだ。滑らかな第2、第3主題もその基本リズムを常に感じさせるところなど、これぞドイツのエスプリと絶賛を僕は惜しまない。

日本のピアニストや審査員(?)はこういうピアノを「下手」と思うんだと思う。僕はこれこそドイツ語が生みだした音楽と思うんだけどなぁ。

第2楽章…アダージョ。提示部末尾のワンフレーズで既聴の曲だと気付く。

この「ワンショット」ってとても大事だなと想う。モーツァルトの第23番のフィナーレはワンショットの組み合わせで出来ているなんて言ったら言い過ぎかぁ?

ハイドンもこのワンショットがあるだけで、こんなにも印象が変わるのだから不思議なものだ。もっとワンショットを積極的に狙って欲しいものだ。

このワンショットばかり待ちわびているため、全体の印象がおぼろげである。策士、柵にひっかかる、でなくて、策に溺れるというヤツか、これが噂の。

第3楽章…プレスト。主題が一段落した後の細かい刻みが印象に残る。普段のハイドンならもっと乾いた印象を与えるけれど、なんか情緒的なのだ。生意気かもしれないけれど、やっと頭と体がリンクし始めたのかという印象を抱いた。

「カッコー・カッコー」みたいなフレーズが二回繰り返されるけど、それぞれ一回目と二回目の拍がずれているようなフェイクが施されている気がする。こんなところもブラームスの登場を予見しているよう。

これはロンド形式かな?中間部の情緒的なメロディにはじーんとくる。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲のフィナーレと一緒だ。

どんなに批判的に見ても、モーツァルトのソナタに負けてない、むしろ勝っているかもしれないと僕は考えている。

モーツァルトの一番の傑作はK332だと思うけれど、全体として見ればハイドンに軍配を上げる方が正しいように思う。未聴の方は是非聞いてみてください。

オススメ度:★★★★☆

あれ、星五つじゃないのって……

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……モーツァルトはピアノ・ソナタが本命じゃないって事にしておいて。

今日も朝起きなかった。雨が降って走れなかったかもしれないけれど、言い訳にならない。

朝走らないと、体が疲れていないから、寝付きも悪い。だから起きられない。この悪いサイクルになっている。困ったなぁ。

足の筋肉も皮をも破りそうな感じだったのに、柔らかく戻ってしまった。

明日こそは。

☆*:・°★:*:・°

◆第17番変ホ長調《パルティータ》(? ?歳)

昨日のソナタの連作みたいだ。

第1楽章…モデラート。行進曲風の弾む主題でとても心地よい。珍しく一呼吸置いて第2主題的なものが出て来て、僕はおぉっと思った。この両主題とも耳に残るほどチャーミングで、とくに第2主題は半音を用いて、すごく良い。

こういう曲に限って繰り返しがない。なんちゅーことや!始めから繰り返し記号がないのか?ハイドンがこの旋律を盗まれるのを恐れたのか!?

再現部には第2主題は出てこないから、さらにそれを疑ってみたりする。展開部、再現部は、コンパクトながらクラシック音楽を、ソナタ形式を聞く喜びに満ちている。これぞ人類が生んだ最高の産物だ!

第2楽章…アンダンテ。ハ短調で、第1楽章の主題をひっくり返した感じ。ト短調に解決し、展開されて行く。5度上の解決は長調ではよくあったけれど、短調では初めてだと思うけど違ってたらごめん。「アンダッテ!」と立腹されぬよう。

やっぱり繰り返しがない。なんでだろう。収録時間の問題なのか?と勘ぐってしまう。

ただ、末尾に繰り返しと思わせてオシマイというフェイクがあって、効果を出している。

第3楽章…メヌエット。メヌエットかこれ?リズムが違うような?でもたしかに形式的にはロンド形式を踏襲している。この楽章が一番新鮮味が乏しい。

ともあれ、小粒ながらピリリと辛いソナタで、繰り返し無しも、結果バランスも良く、かなり満足できるソナタでした。チャンチャン。

オススメ度…★★★☆


だんだん内容が……

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……濃くなって来た。

6時に起床するも、あまりに寝不足と思ったため、眠る。起きてかなり後悔した。

例えば、朝、雨が降っていたら、望んでも走れないのだ。そういう考え方を忘れていた。

寝不足で走るのがイヤなら早く寝る。明日また頑張ろう。未踏の5周にチャレンジするのもいいかもしれない。

〜・*・〜・*・〜

昨日は肉じゃがを作った。素材を大きめに切り、きれいにできたけれど、タマネギが消えていた。

あと、じゃがいもが芯が抜けたような仕上がりになる。これは致し方ないのだろうか?

そして、今日は、豚バラと大根とじゃがいもの煮物。鳥ガラスープで煮込み、最後に醤油と砂糖で煮詰める。

今日は思い切って加圧時間を1分、余熱時間を2分でやってみたが、今度は大根に芯が残っていたので、もう一度同時間で加圧&余熱。大根はいい塩梅になったけど、やっぱりじゃがいもが芯なし。メークインを使ってみようか…。素材ごとに加圧するのが理想なんだろうけど、そんなめんどくさい事はできない。

醤油&砂糖を加えたあとの煮詰めはそんなに長くなくても良いみたいだ。十分に素材の細胞が開いてて、スープを吸ってくれるイメージがある。

こうなるともっと楽したい。加圧の時にすでに醤油と砂糖を入れておくのはダメなのだろうか?

そういえば、以前、圧力鍋について調べたら「酒NG」と書かれていたけれど、付属のレシピにはフツーに酒を使用しているぞ。

まだ小一時間くらいかかるけれど、なれれば20分で煮物ができるかもしれない。ご飯を炊く時は「早炊き」にしているんだけど、それより早く作るのが当面の目標。

すごいね、圧力鍋。ちょっとハマりそう。

( ・_<)σ--*--*--*--*--*--

◆第18番変ホ長調(? ?歳)

新番号がなく、作曲年も不明。

第1楽章…アレグロ。昨日の感動はどこへやら。またまた、ハイ鈍になってしまった。これはさぁ、個人的に感じるんだけれど、チェンバロ用ではないかなぁ?フォルテピアノの機能を持て余している。

展開部にバッハ風の和声進行があって、とつぜん深い悲しみの音楽になり、印象的。

ハイドンはこれくらい出来て当たり前と思う。

第2楽章…メヌエット。主部は、うーん、平凡や。トリオが聴きもの。バッハ風の短調になり、ハッとする。喩えるなら、ステンドグラスから差し込む西日、そんな感じだろうか。とても美しい。

第3楽章…アレグロ・アッサイ。この曲聞いた事ないかな!?主題の末尾にオチを付けるようなやりかたが印象に残っているぞ。第2楽章の「ステンドグラス」って、前もそう喩えた気もするぞ。まあ、調べないけど。

それを思い出したら、ショルンスハイムの演奏の弱さが目立って来てしまった。多分、ショルンスハイムだけだったら、この曲の良さに気付かなかっただろう。まあそれもまた縁だと思うけれどね、ぼかぁ。

たしか、キリアコウのピアノじゃなかったかな?それを思い出しつつ耳を傾けてしまうので、冷静な判断が出来なくなってしまった。「そんなに聞き所に思えないけれど、実はイイとこなんだよな」なんて思う。

あぁ、でも、そんな事ないか。曲の良さは十分に伝わるかな。

主題冒頭の上昇音型が、末尾の下降音型と美しい対比をみせる。キリアコウはヒバリの滑空のような軽やかさで駆け抜けていて、まさに神業と言って良い。

ショルンスハイムは技術や使用楽器も含め及ばないけれど、十分に曲の良さは伝えていると想う。

ショルンスハイムの問題は別のところにある。左手の和音を構わずクレッシェンドするところで(0:15〜)、これは至る所に散見されるが、疑問だ。楽譜を見たわけではないけれど、これでは古典の表現にはならないような気がする。

この全集さ、学究的な仮面をして、意外に適度にラフで表現的なんだよね。まぁ面白いとはいえるのだけど。

オススメ度:★★★


キリアコウじゃなかったらどうしよう……

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……無い演奏をレビューした「神業」と言えるかな?

今日は面白い夢を見た。

寿司を出してくれる飲み屋みたいなところで、N条(超ノンベエな素敵なオジサマ)さんと来た。N条さんに「さて、なに飲みます?」と聞いた。すると。

「そういう訳にもいかなくなっちゃったんだよね」

としたり顔。そして(ちょっと嬉しそうにも見えた)。

「俺はこれからは飲み会の《主》に徹するから。気にせず飲んで」

「えーっどういう事ですか!」

「ベロンベロンで帰る訳にも行かなくなったのよ」

「もしかして子供ですか?」

「まぁいいじゃない」

「離婚危機?」

「オネーチャン!オーダーね」

「か、隠し子?」

「まぁまぁ」

「ご注文は」

俺:「あーっと、この《鮫》ね」

女店員:「それは《すずき》ではありません」

俺:「えっあ、そうなの。あははは。N条さん白魚の軍艦とか美味しそうですよね」

…といった夢。肝炎でも患ったのかしら。連絡してみよう。久し振りに倒れるくらい飲みたいな。

☆*:・°★:*:・°

◆第31(46)番イ長調(1768 33歳)

6枚目。もうすこしで折り返し地点です。

楽器がまた変わりまして、1793年産、Louis Dulckenのフォルテピアノを使用。

いやぁ長かった。いままでチェンバロばかり聞いて来て、フォルテピアノを聞かされると、当時の作曲家の驚きがほんの少し分かった気がする。

では、6枚目のショルンスハイムのありがたきお言葉を。

《カッコーの卵とニコラウスのピアノ》

…どういう意味でしょうか。学がない私には分かりかねます。母屋を取られたって事?

第1楽章…アレグロ・モデラート。曲よりも何よりも、フォルテピアノの多彩な表現力に感動する。第1主題の反復の左手の弱音(0:25)など、こーでなくては!と思う。

ショルンスハイムも雄弁。やはりこの人はピアニストだ。チェンバロはピアノの余技じゃないって気付いたんじゃないかな?他全集の色分けのために弾いてたんじゃないかなって思ったりもする。

ショルンスハイムのつんのめるような欠点がピアノフォルテによって完全に目立たなくなっていて(というかピアノ奏法のまんまチェンバロを弾いていたんだろう)、がぜん面白くなってきた。

穏やかな曲想。第2主題のひなびた雰囲気は悪くなく、ベートーヴェンの田園ソナタを思わせる。…というか、左手の刻み方など、田園ソナタに似ているかもしれない。

展開部は怒濤の転調を見せ、ベートーヴェンの技を聞くようで、今度は月光ソナタのフィナーレのそれを思わせる。止まりそうになる箇所があるところもそっくりだ。

再現部はワザと目立たなくしているみたいで(6:00〜辺りだろう)、ハイドンの自信の程が伺える。

ソナタ形式の持ち得る魅力がふんだんに詰まった楽章で、本当に久しぶりに音楽を聞く喜びを耳いっぱいに味わえた。音楽がある地球というのは、なんて幸せな星だろうと思ったりもする。

第2楽章…アダージョ。前楽章の熱を冷ますような癒しの旋律。余熱があるので、溜め息をつきつつ、黙って聞き通せてしまう。

モーツァルトのピアノ・ソナタって、実はそれほど聞かれてない気がするけど、前後楽章に比べて、緩徐楽章が地味すぎるのが原因のような気がする。

ハイドンのこの楽章にも似たような感想を抱くけれど、モーツァルトよりは全体のバランスが良くて、不満が募らない。

第3楽章…プレスト。フォルテピアノの威力が満点!ショルンスハイムも今までのチェンバロ演奏がウソのような素張らしさ!主題末尾の軽くかけるリタルダンド(0:23)のセンスのよさは!展開部は「我慢できない!」とばかりにぐんぐんテンポが上がり、聞き手の興奮をあおる。

もう、古典とかステンとか関係なし!あるのは高純度の感動のみ!こーでなくっちゃね!

オススメ度:★★★★☆

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で、昨日の圧力鍋カレーの話しヤケドォ。

一応カレーにはなった。でも、ジャガいもがどこかに消えていた。鳥肉も超ミニサイズ。まあ始めから上手くイクとは思ってないさ。

圧力鍋に付いて来たレシピ通り作ったのだけれど、僕は材料を小さく切る癖があるので、こういう結果を招いたのだと思う。

だったら逆に言うと、もっと短時間で調理可能というわけだ。ちなみに肉20分、ジャガいも7分、他野菜3分、という加圧時間なのだけれど、あのフェイドアウト具合からいくと、この半分くらいでいいような気がする。

しかし、なんてガス代の節約になることだろう。うちはプロパンだからなおのこと。素材の味も濃かった気がするし、(本当は)煮崩れしないための炒めも不要だし。圧力鍋、奥が深いみたいだ。

あとあの圧力鍋のシューっ!という音ね。ドキドキしたなぁ。水で急冷却する時のプシューという音もたまらん。あの蒸気の音が鳴る度に節約出来てるんだ!と思うと…

余は満足なり〜〜〜(←知ってる?)

☆*:・°★:*:・°

今日は4周。ちょっと辛いランだった。4周目後半からやっとふわっ〜としてきた。もっと走りたかったし走れると言うことだと思う。

走ってる途中移動中の園児が「がんばってねー」と声を掛けてくれたのがうれしかった。エールをもらうのは夜中走ってた頃、午前3時のあやしいオネーチャン以来だった。

園児のエールは嬉しかったんだけど、結構本心で「お前もな」って思った。あんたは走ってないからな気安く言えるんだな、とちょっと思った(大人気ない)。

☆彡 ☆彡 ☆彡 ☆彡

走ってる時に圧力鍋の事を考えてたんだけど、大根の味噌汁とかもかなり短時間で出来るはず。多分2分くらいの加圧で十分なはずだ(人参は3分で柔らか過ぎたくらいだから)。調理時間三分の一だな、マジで。早く試してみたい。

☆*:・°★:*:・°

◆20の変奏曲ト長調(1765 32歳)

超力作。力作過ぎて聞こうとする気が起きない。

なぜか三省堂の音楽辞典にこの曲は載ってない。「アリエッタと20の変奏曲」という名のものはあるが、イ長調だ。もしかしてどちらかが誤植なのだろうか。そんなことアリエッタ!



ゲロッパ!




…う、まだ紙面、いや液晶面が残ってる。


しかし小節数を律義に守って生真面目な人だなぁ。すべての変奏がみんなしっかり34〜50秒で収まってるよ!なかなか安定したラップ記録って感じぃ〜?わっはっはっはっははっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!







わっ




はっ




はっ!




あ。まだ残ってる。


テーマ…(観念した)始めから疾走してて、テーマっぽくない。でもそんなの関係ねぇ!でもこのメロディ悪くない。

?…右手が優雅な3連符に。悪くないねぇ。素敵。

?…なんか左手がチクタク時計みたいでかわゆい。

?…右手か重音に。チェンバロの高音のユーモアを上手く使っている。

?…?がソプラノなら、バスと言った感じ。こういう対比をさせられると聞かされるなぁ。

?…あぁ、こういう変奏キライ。上昇音階。

?…あぁ、こういう変奏きらい。

?…右手左手せわしない。ハイドンらしい。きらい。

?…タッタタ・タッタタとリズムが変わる。かわいい。?に近い面白さ。

?…右手が刻む。ハイドンらしい。新鮮味ナシ。

?…ハイドンらしい。新鮮味ゼロ。

??…ちょっと間が開く。雰囲気がかなり変わる。半音進行を用いて、ユーモラスというか、何となくだらしない、面白い変奏。

??…右手の変奏が何となくハイドンハイドンしていなくてグー。

??…うーむ。ハイドンにもどっちゃった。

??…ハイドン。

??…ハイドン。

??…ハイドンキープで。

??…ドンハイ。

??…うお!これ難しそう。左手がトリルしてんよ。これは新鮮。

??…キツツキみたいなリズムだ。いちいちの和音がウザいかな。

??…雄大なんだけどとても終わりとは思えない。

20も変奏させる必要あるのでしょうか?

オススメ度:★

◆断片:ニ長調

これがなかなか元気が湧く主題で断片なのが惜しい気がする。童謡のカッコーみたい。ミュートで弾き分けてるのが面白く、狙い目だったんだろうね。ドミナントで唐突に終わる。6枚目ご期待ってことかな?

オススメ度:★☆

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今日は走らず。休日に走らないという変な傾向です。やっぱり仕事の「気付け」として走っているのかなぁ。

午前中に圧力鍋が宅配されて来る。思ったより立派なものだった。蓋が締まらず半ば力づくで閉めたら、別紙の注意書きで書かれている「圧力ピン」が上がった状態で閉めてしまったらしい。ったく、別紙を作るヒマがあったら、はじめから下げておけばいいのに。壊れてないよな?大丈夫だろうな?

これで今日はカレーを作ってみます。カレーといえばさぁ(またキレますぉ)今日は近くのスーパーが百円均一で、男爵5コ入りが100円とかなんだけど、そんなの芽を生やさせてジ・エンドなのは目に見えているので、バラを買うわけですよ。

でも一個63円って納得いきます??いかないよね。100均市(という呼び名)の時は、単体もしかるべき値段に下げるべきではないでしょうか?もちろん玉葱も人参もしかり。「三種袋入り300円」に対しこちらは「三点150円」ですよ。変ですよね。

…はぁはぁはぁ。とりあえず、もういいや。疲れた。

☆*:・°★:*:・°☆*:・°★:*:・°

◆第40(25)番変ホ長調(1773 40歳)

第1楽章…モデラート。雄大な和音から始まる。ピアノで弾けばさぞかし…。

…というところでちょっと休憩。昨日取り上げたソナタ、実はキリアコウのピアノで以前取り上げていました。なんか気になってて過去の記事を探ったら発見。全然気付きませんでしたねぇ。音色もキーも半音近く違うからね。

キリアコウのピアノでは大絶賛してるんですよ。しかも、演奏だけでなく曲自体も。昨日聞いた時はまったく冴えない曲だなと思ったのに。ハイ鈍ハイ鈍しやーって!と思ったのに。

やはりチェンバロではダメなんじゃないか?もしくはショルンスハイムの技術に問題が?キリアコウは確かに素晴らしいピアニストなんだけれども、それにしても…ですよね。

でも、こういう無意識の比較は本音が出せて面白い。これからも、前取り上げたかな?なんて見返さずレビューしてゆこうと思います。

気を取り直して、第1主題は雄大でグー。提示部に、あまりにメロディを詰め込みすぎな感じがする?全部印をつけたなら、多分第6主題くらいまであるぞ。書店で多面陳列の効果を身をもって知ったけれど、それを理解しない女店員の「あれもこれも陳列」を思い出します。

「こんなに種類をそろえましたぁ、頑張ったでしょ、アタシ?」的な発想だ(こういうトーシロさん、増えましたね)。ハイドン、アンタもか!と、なんか女々しい。

でも、せっかくだから名前を付けてみる。

A 雄大な楽想(0:00)
B 左手が細くなり音楽が流れ出す(0:25)
C Aの短調(0:40)
D 右手左手小刻み(0:51)
E シタールのような音(1:07)
E 終結(1:16)

…ね、これではどれが大事な主題か分からない。はあ〜、本当に女々しいなぁ、イライラしてきた。ショルンスハイムもどれも均等に重要そうに弾くからますます分からない。

なんかこの曲も聞いた事ある様な。こういう風に分解してた様な…。

展開部はE-D-Bという順番で展開されるけど、細かい部分が前後したり、それ以外のパーツも用いられる。

再現部は短調のCが省略されるドラマがある。けれど、余りに主題が繁雑なので、効果の程は少ないと言わざるを得ないように思う。

未だに忘れられないのだけれど小学生の時に昼休み返上で読書感想文をクラス最多を目指し、5枚だか10枚だかにまとめて提出したことがある。クラス一番の評価をもらえると思ったけれど、担任はその作文を評価しなかった。

不服を申し立てたと思う。こういう時教師というのは「一人の生徒を甘やかせてはいけない」と正論に逃げ込むものだ。もしくは生意気な教え子をいじめるいい機会だと思ったのかもしれない。その評価はとうとう撤回されることはなかった。

なんか、当時から変わってないなぁと思う。

話は戻りますが、ハイドンのこのソナタはこんな気持ちを思い起こさせる。つまり、努力というのは評価に結び付かないことが多々あるのだと。

第2楽章…メヌエット。ハイドンは完全に第1楽章でバテている。僕もバテたので、ここでペンを置かせていただこうと思う。

オススメ度:★☆


やっぱりこの曲聞いたかな?……

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……第2楽章、こんなオチだったような。

今日は6時に起きて4周走る予定でしたが、寝坊して3周でした。ネコが3周とも僕を観察していました。そのうち一緒に走ってくれないかななんて思ったりもします。

しかし、走っていると、色んな嫌なことや腐った人間の事がどうでもいいようなことに思えて来ます。仕事もどうでもいいような。数人の好きな人と、生活があれば良い。

ランニング中、タバコをポイ捨てする人を目撃したりしますが、なんだか可愛くってね。なぜなら僕の方がよっぽエゴイスティックな人間だと気付いてしまったから。

朝のランニングはやりがいのない仕事(好きなのが不幸の時もある)をやり過ごす活力を与えてくれ、やめられません。

(^-^)v(^-^)v(^-^)v

◆第39(24)番ト長調(1773 40歳)

第1楽章…アレグロ。うーむ。ハイドンらしい(最近そればっかやなぁ)。飽きてるのかなぁ。提示部、展開部が長くなり、いよいよソナタ形式が爛熟期に入った事を思わせます。提示部のシタールの様な音色(0:36)が面白い。

前述したとおり、水増しという感じはないのですが、まだまだ長さを保たすだけのキャッチーな演出がハイドンには欠けている様に感じます(その名手はアマデウスですよね)。展開部ですら提示部のような一本調子に聞こえるのですよ。

第2楽章…ラルゲット.アダージョ。ハイドンらしい(もうこれしか言えへんて!)。これは、つまり、ど、ど、どーでもいいって事さっ!…は、は、はは、は…ー。

第3楽章…プレスト。この楽章がトリックが効いていて、一番面白い。大きくリズム・チェンジした第1主題後の、つぶやきシローみたいなボソボソ音型(0:58)も面白いさ、メロディの終結を思わせる最後の音が、オン・ビートでないなどの細かい工夫が見られる。拍を追っても「あれー?」と自分が間違っている様な感じになり数えるのを断念するが、結果それで正解だった、みたいなね。よくある、よくある(-.-)y-~

シタールの音が最後にまた出て来て、チャンチャンと終わるところなど、なかなかしゃれていると思う。

オススメ度:★★


明日は休み……

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……暮らせれば週4日勤務とかしたい。

今日はちょっと時間が無くて2周。やっぱり1周15分くらいかかる。じゃあ昨日の記録は後半速度が上がったんだろうか…わからん。

2周じゃちょっと燃焼不足。体を酷使する作業なので、なるべく走り終わった後はのんびりと出勤の準備をしたい。余裕を持って走り終えたい。だったらもっと早起きすることが必要。だから早く寝る。

こんなの一年前には考え付かなかった発想だ。行動というのは恐ろしいものだと思う。

〜・*・〜・*・〜〜・*・〜・*・〜

今日はCDをたくさん買った。アラウのリストやジェリー・マリガン、そして遅ればせながら多羅尾伴内。ゆっくり聞こうと思う。

なぜ今日買ったかと言うと、月に一度の、そのモールのポイントがたくさんもらえる日だから。土曜日は通常1%バックの倍で2%バックになり、この日だけは5000円以上買うと5%バックがさらに追加される。そして社割で15%バックが付くから、…えーと、22%バックと言うことになる。予算は5000円強。

「なんか段々所帯染みて来てる」と言われたけれど、別に良いのである。しかしまたCD増えて来ちゃったなぁ。同曲異演はバンバン売って行かなきゃな。

〜・*・〜・*・〜〜・*・〜・*・〜

今日から3枚目です。いつものように、ショルンスハイムのありがたきお言葉を。

《高貴で陽気な贈り物》
なんかお中元のキャッチコピーみたいだ。

楽器も変わります。またまたチェンバロですが、なんと1777年産のKIRCKMANというもの。なぜディスク1,2,3はこれを用いずパリ製のレプリカを使ったんでしょうか?

◆第38(23)番へ長調(1773 40歳)

とうとう《ディヴェルティメント》の文字がとれましたね。けれど曲相は相変わらず。演奏時間が延びたけれど、水増しという感じは無い。真摯な人だ。けれどその作曲態度があだになることも…。

第1楽章…モデラート。ハイドンらしい明快な主題。提示部終わりの方にちょっと不思議な転調があり、なんかポップだ(0:49)。

ショルンスハイムが粒のそろった演奏を聞かせる。やはり最初のディスクとは気の入り方が違うようだ。

模範的なソナタ形式だけれど、余り魅力は感じない。真摯な作曲だとは思うけど…。

第2楽章…アダージョ。8分の9だろうか?この拍子はハイドンには珍しいかもしれない。左手がミュートされているような音。チェンバロは鍵盤が2段あって、右手左手、別れて弾いているのかなと思う。

でも、この楽章も…うーむ。

第3楽章…プレスト。ドミナントに解決するハイドン節。

…だめだ、あまりに楽想がパサパサに乾きすぎていて受け付けられない。これに音色が単調なショルンスハイムのチェンバロはかなりしんどいものがある。そして時間だけはたっぷり。これは…。

オススメ度:★☆


はーあ一発目は不発……

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……でも次こそはと思いこそすれ、飽きないのは不思議だね。

今日早番なので、朝六時に目覚ましをかけて、4周走った。朝4周走るのが初だし、4周走る事自体2月以来のことらしい(記録をつけている)。うわぁ〜サボってたなぁ。

しかも、4周走ると大体1時間かかっていたのだけれど、10分くらい早く着いてしまった。にわかに信じがたいけれど、確かに4周走ったはず…だよなぁ…。確かに後半疲れているのに、風の切り方が鋭いような気がしていたけれど…それどころではなかったから。

4周は10キロくらいだと思うので(アップダウンが激しいので、多少サバヨミでも問題ないだろう)、これならフルマラソン5時間切りが出来る計算になる。もしかすると四時間半切りも可能かもしれない。

でも、本当に4周走っただろうか?明日また試してみないと。それときちんと実測もしてみたいなぁ。

∵・∴・★∵・∴・★

で、昨日の演奏会の話やケドォ、うちの教室の先生が所属している「Sinfonia Wisteria」の記念すべき第一回公演だった。この団体は都内近郊の音楽大学を卒業した人達で組織されたという。のだめのアレと同じと思えば良い。

プログラムは、ルスラン序曲、リストのプレリュード、そして新世界。

結果から言うと、新世界は今まで聞いた中で最高の新世界だった。今思い出しても興奮に震える。一言で言うと爆演系だけれど、終楽章の再現部もどき(この曲が正式な再現部を欠いているのにそのとき気付いた)で、グングン早めでいたテンポをガクンと元に戻したところ。あ・れ・は、マ・ジ・で、シビレタヨ!意識がフッと遠のいた。

第1楽章以外にこの曲には聞きどころを見出だせなくなっている僕なのだけれど、今回の演奏は第1楽章以外に聞きどころが満載だった。第2楽章のイングリッシュホルンなんて泣けたし、第3楽章のティンパニの追加(実用的な追加だったのだろうけど)、フィナーレは前述したとおりだけれど、コーダの格調高さが「ちくしょー気取りやがって」とまた印象的だった。

正直申し上げると、音楽の美しさに、ほとんど泣いていた。第1楽章の第2、第3主題のフルートからずーっと目が潤みっ放しだった。あの寂しげなフルートはよかったよ。なぜかよくわからないけど、あの音がすごく心に響いたのだ。惜しみない拍手をフルート奏者に送った。

けれど実は、ルスランと前奏曲を聞いた時には「帰ろうかな」と思っていた。また、アンコールのエルガーは僕にとっては感動を薄めるものだったし、パーカスの不感症の演奏態度にはイライラさせられた。「私はもっと正確に拍を刻める」とでも言いたいようだった。

さらに上を志すものと、ただ指示を待っているだけの(そしてしばしば主体性のない反発をする)学生気分の団員が入り交じった、とても複雑なオケだとも思った。指揮者はとりあえずは卒業したいっぱしの人間の尻も叩かなくてはならないのかと思うと、なんだか暗い気持ちにもなった。

でも、最初の演奏会は大成功だったのではないだろうか?正直また行きたいと思う。


明日はハイドン……

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……出来るかな?

秋になると聞きたくなる、モーツァルトの第23番。特に第1楽章の秋の落ち葉を眺めながら歩くような曲想は、いつの間にか僕の心に住み付いていた。この楽章、特に際立ったまとまったメロディもないのに、不思議な音楽だよね。

この曲はあらゆる意味で完璧な作品のように思う。聞き手がまだそわそわしている第1楽章には重要な楽句は用いずに、けれど確実に印象を残して行く。そして、憂愁の第2楽章ジーンとさせ(「涙栓」は第1楽章でこっそりとひねってあるのだ)、第3楽章の無邪気さは言うまでもない。

この曲は父が好きで、内田光子の演奏でよーく聞いていた(韓流バカになった今も、このCDだけはデッキ横に立て掛けてあったのが微笑ましい)。僕もいつの間にか刷り込まれていたと言うことになる。

僕はというと、同じ内田光子ではつまらないから、バレンボイム/ベルリンpoの演奏を選んで買って聞いているのだけれど、バレンボイムの弾き方がちょっとわざとらしい。そしてフィナーレはちょっと遅い気がする。

でも、イギリスcoとの旧盤よりは良いと思う。旧盤はピアノの細かいところを誤魔化しているように僕には聞こえる。言い方は悪いけれど、初見間もない演奏のように聞こえる。

新盤は、録音も良いし、オケの重量感、色彩感はさすがベルリンpoという感じだし、ピアノもくっきりと誤魔化しなしで弾いているのが僕は好ましいと思う。多分バレンボイムは過去の過ち(?)を改心して、作品研究、テクニック増強に励んだのに違いない。励みすぎたけっか、フィナーレにあのテンポを選ばせたんだろうけど(でもこの楽章のソロが一番優れてる気がする)。

でも、もっと練習すべし!とは思う。全然弾き込みが足りないぉ!ピアノが全然鳴り切ってないぉ!バックハウス級になれる逸材だと思うのに、指揮だとかオペラだとかほざきやーって!逆に言えば「弾け」ないでこれだけ「聞か」せられるのだから大したものなのだけれど。

あーあ、分かっちゃった。オケを聞いてるんだなこの曲、オレ。まぁ、このオケを鳴らしているのもバレンボイムなのだから、指揮で得たものが活かされているのなら文句を言わずに拝聴すべきなねかもしれない。悪口は「バレン」くらいに抑えておく。

〜・*・〜・*・〜

西村京太郎の「ゆふいん〜」を読み終わったけれど、やっぱり感銘を覚えた。

最後は「マルタの鷹」的なごり押しさが感じられたけど、逆に「こういう風にも書くんだな」と新鮮だった。

前科のある探偵が無実の殺人罪を着せられているが、その罠があまりに巧妙なためボロが出ない。唯一のほころびはロッカーにしまわれていた血の付いたナイフ。これは何を意味するのだろう。奄美諸島まで及ぶ必死の捜査が繰り広げられる。

最後は「彼が死亡して証言してもらえなければジ・エンド」というかなりカツカツの展開。さて、彼の証言は得られたのか?



今から演奏会に行って来ます……

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……ちょっと一抹の不安がある。

今日も朝3周。

今日は脚が柔らかくなる感じはなかった。マラソンのQちゃんが、インタビューでふくらはぎを触られた時に「本番に合わせてもっと固くします」みたいなことを言っていた。

「柔よく剛を制す」という価値観が日本では当たり前で、僕も合気道をやっている工藤さんからその大切さを教わってきたけれど、マラソンでは全く通用しないので、あっさりそれを投げ捨てる(これは僕のとてもいいところだと思います)。

まあ、まだ一年足らずのぺーぺーが何を言うかですが、イメージとしては竹馬のように走るのが良いような気がします。そのためには脚は固くなければならないのです。

「脚が棒になった」とヘタっちゃう人多いですが、もったいない。これからなのにね。

☆*:・°└|∵|┐♪┌|∵|┘★:*:・°


◆第29(45)番ト長調(1766 34歳)《ディヴェルティメント》

第1楽章…モデラート。右手と左手が呼び合うイントロが面白い。回帰型変拍子が表れて、なかなかトリッキーだ。

で、展開部で《まったく》様子の異なる短調主題が表れて、ちょっと驚く。まぁ、ロンド風なのだと気付けば万事解決なのだけれど、まだ第1楽章だし、明らかにソナタ形式風に筆が進んでいるので、この効果は文面で伝わるより鮮烈だ。ハイドンの茶目っ気が存分に発揮された場面と言えよう(宇野功芳風)。

第2楽章…アンダンテ。この楽章も、わざと拍を殺してたゆたう感じにしている。音数が少なく、リュートを模倣してたりするのだろうか。ただちょっと冗長な感じがする。

第3楽章…アレグロ・モルト。右手がノンストップでせわしない。左手はなにしてる!と叱りたくなる。ショルンスハイムのもたれる感じがいつもより多めに散見され、残念。

これをモダンピアノで弾いたら豪華絢爛なんだろうな。キリアコウのピアノで聞いてみたいな。

展開部で表れた、ふっと一瞬止まるところが再現部にも表れるのが新機軸だろうか…。

オススメ度:★★


◆断片:第(20)番ハ短調(1771 39歳)

モデラート。これが悪くない断片なのだ。ソナタの断片だそうだけれど、ソナタ形式ではなく、モーツァルトの幻想曲のような趣を持つ。

曲は二部に分かれており、変ホ長調に転じるところが後半。ここがもっと長ければ感銘度はぐっと上がったのにとは思う。

前半は、歩いては立ち止まり物思いふけるような曲想で悪くない。そして、後半の変ホ長調で何かが吹っ切れ、まっすぐ歩き出すような。

いったい他の2楽章はどんな構想を練っていたのか。興味津津。

オススメ度:★☆(まぁ断片だからね)


4枚目終わり!……

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……恒例の寄り道はなににするかな?

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