最近思うのだが、

自分は感情的な人間だなと思う。

歌を歌う時も、盛り上がりでは、ぐわっと声を出したくなるし、悲しい歌では、それ相応の悲しい表現をしたくなる。RI:Cycle(リ・サイクル) を聞いてくださった方に「パッション」というあだ名をつけられたくらいだから、そうなのだろう。パッションって…パッション屋良ですかって。

ちなみにパッション屋良も好きでした。結局芸人もアーティストも、似たものを好きになるんだろうと思う。

けれど、感情を出せばそれが全部正解なのか、っていうと 絶対そうではなくて。ここは黙っておくほうが利口だよとか、負けるが勝ちだよ、とか、さらっとうたった方が深い悲しみが伝わるんだよ、とか。そんな風に自分と他人の受け取り方の違いを指摘されて、感情をコントロールする方法を学んで成長してゆくものだ。

けれど、コントロールが、いつの間にか、抑制になってしまっていたのが問題なのではいないだろうか。

でも、この話は、また別の機会にしようと思う。歌の話をしたいと思う。

感情のコントロールは、精神的なものだけではない。肉体的なものもとっても大事だということを今日は書きたい。

自分は、感情を高めて、歌うと、歌の粗さが目立つという欠点があった。「雨にも負けず」などは、ドラマチックな曲だと思うが、その欠点を押さえたいがために、わざと、感情あまりこめずに歌ったものだ(それでもへたくそですが)。

感情が高まると、交感神経が働き、筋肉の血流がよくなり、深い息が吸えなくなり、のどや腹や肩の使い方、つまり体の使い方に変化が起こる。普段と違う状態になり、声がおかしくなってしまうのだろう。

しかし、声を、肉体を鍛えると、その感情の変化を体がしっかりと支えてくれることに気が付いた。体がしっかりと支えてくれる自信があれば、さらに複雑で大きな感情を表に出すことが出来るようになる。

これは新しい発見だった。そして、それは、日常生活にも影響を与えた。

感情を表に出さないことが美徳と、日本人はされてきた。けれど、それは、体つきなども影響があったのではないか。

チビでも、生意気な口をたたくヤツとかに、恐れを感じるのは、その感情を支える肉体的強靭さを錯覚させるからではないのか。小学校の時いたけどね、蹴とばしてやったけど(笑)。

引きこもりのオタクが、いっぱしの人生を語るのに不快感を感じるのは、病的な生活をしているくせに、という先入観があるのかもしれない。

頭だけじゃダメなのだ、体だけでもダメなのだ。

感情を表に出すという経験をして、それを受け入れてもらえると(正確にいうと、受け入れてもらおうがもらうまいが、気にしないようになると)、それだけ、自信につながってくるのではないか。

人生上手くいかないことが多いが、心と体が伴えば、ある程度、自分の人生をコントロールできるのではないかと思っている。初めから上手く行かないことを望まないようになるような気がする。

10年ぶりにマラソンを再開しての雑談。最近、少し生意気になってきた自戒として。

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「まんがんでんちまんのいっしょう」

まんがんでんちまんは怒っていた
「さいきんの若いでんちどもは、じゅうでんとかいうふざけたきのうをとうさいしている。しんでもまたよみがえれるから、こうじょうしんというものがそだたない」

「みろ、ふつうでんちはしぬんだ。わたしはこれからしんでやる。しんでやるんだ」
ほかのわかいでんちしゅうがあつまってきました
「まんがんじいさんがなんかいっているな」
「あついひがつづいているからね」
「もうしんだようなものじゃないか」

とさまざまにやじをとばしますが、はんぶんはほんとうになにかがおきるのではないかときたいしていみていたのでした。

しかしまんがんでんちまんはなかなかしにません。
「そろそろしぬぞ」
「もうすこしでしぬぞ」
「まもなくしぬぞ」
まわりはだんだんとあきてきまして、
一人去り二人去り、そしてしまいにはだれもいなくなってしまいました。

「お、そろそろしねそうだ。きてみろわかいしゅう。おーーーい。わたしはそろそろしぬぞ」

しかしだれもきません。

まんがんでんちまんはくやしがりました。きっとうそつきしょうねんのように、じぶんが「しぬぞしぬぞ」といいすぎて、まわりがしんようしなくなってしまったのではないかとおもっていました。

けれどじっさいにはそうではありません、まんがんでんちまんのこえは、ありんこもききとれないくらいちいさいものになっていたからです。

まんがんでんちまんはおもいました
「しぬぞしぬぞと言いつづけて終わってゆくじぶんのじんせいってなんだろう。まわりにだれもいないこどくなじょうたいでしんでゆくじぶんっていったいなんだろう」

まんがんでんちまんはそっといきをひきとりました。ころがっているきんぞくのくずを、ごみぎょうしゃがかいしゅうしてゆきました。

おしまい。



【視聴】


2016年11月30日に初音ミクのアルバム第二弾「ミクのたべもの」をリリースしました。

この中のライナーに「自分の心を癒すためにこれらの曲を書いた」みたいなことを書きました。

自分で自分を見失っているとき、僕は、自分の音楽に帰ってゆきます。そして、自分の足元を何度も何度も見つめて、そして、また歩き出せるようになってゆきます。

ライナーに書いた予言は、まさにそのとおりで、僕は、これらの音楽に癒され続けています。本当に自分の理想とする音楽を作ることができたと考えています。

このアルバムを完成できたということは、僕の大きな自信になると思います。

次は、きっとまた大きく違った自分をお見せできるのではないかと思っています。自分の「ホーム」をここで完成させることができたから。いつでも帰ってこれる「ホーム」を。

すべて、SONARの付属音源TTS-1と、ほんの少しのD-Proで作りました。

1.ひまわりと落花生
この曲を聞くと、あの初夏のころにトリップしてゆきます。キラキラした最後の青春を描いているのかなぁ。「黄色」というキーワードは、最後の「金平糖」に密接に関係してきます。

2.ミョウガール ショウガール
ミョウガは忘れっぽくなる、ショウガは殺菌する、みたいなことで膨らませて書いたものです。元ネタはアレですよ。このリズムで書いてみたかったんです。

3.さくらんぼう
去年の七夕に一気に書き上げた曲です。CDは歌詞が一部違っています。

4.おかわり
僕と私さんの作詞です。ちょっと技巧的で、小さめの曲を作っていたころの曲で、自分はこういう曲好きです。チェンバロがいい味出してます。このバランスをとるのがとても難しかった。

5.うの花のなやみ
うもれ木せつこさんの作詞。うもれ木さんは、僕の勤めている病院の入院患者さんだったんです。僕が「たべものをテーマにしている曲を作ってるから詩を書いていただけませんか」とお願いしたら作っていただきました。このアルバムに合わせるので、少しポップス寄りに作ったんですが、それが意外に受け入れられてるそうで、通ってるデイケアで流してくれているそうです。

6.他人丼
僕の選んできた人生は、誰かに迷惑をかけ、傷つけてきた人生です。罪滅ぼしというわけではないですが、この曲を書くことで、赦してほしかったのかもしれません。

7.アイスティー
僕と私さんの作詞です。とてもキラキラと素敵で技巧的で、最高の曲なんですが、いかんせんミックスが難しかったです。ミックスがうまくいかなかったけれど、エイヤと出したのがYouTube版で、そのあと少し頭を冷やして、リミックスしたのがCDには入ってます。本当に最高のミックスになりました。元ネタはあれですよ、アレ。

8.コーヒーミル
これも「おかわり」と同じように、小さく技巧的な曲を作っていた時期の曲で、歌詞も自分です。好きな人となかなか性格が合わなかった場合を想定して、その別れの予感を脳内妄想して作ってみた曲です。性格の合わない人ばかり惹かれてしまうのはなぜなんでしょう。これもチェンバロのバランスをとるのが難しかったです。

9.君の好きなレモネード
これは、一番古い曲で、よく自分が歌っていたものです。とてもけだるい歌で、あんま歌ってても楽しくない曲なんですが、意外と受けが良いので、割と歌っているという。またチェンバロ使ってますが、DAWを始める前から、絶対チェンバロを入れようと思っていたのです。

10.カキ氷、キンッ!
R&Bみたいなのは、アルバムに必ず一曲入れるってのは、お作法だと思うんですが(僕だけ?)。CDだと一部歌詞が違います。キーンって音、いい音が作れたと自負しております。

11.かすてらのうた
mashiromuさん作詞。CDに入れるときは、ジョン・レノンの「Love」みたいに、遠くからピアノが近づいてくるようにしようと思って、そうしました。とっても、いい雰囲気になって、マラソンしながら、この曲が流れてくると、おぉ!ってなります。飽きない曲では随一なんじゃないでしょうか。

12.忘れられた金平糖
この曲も大好きですね。いろいろ思い出します。終わりだなーって、感じ。忘れられないんだな〜って感じが自分らしいです。男はみんなそうかな。ダブル・マンドリンがとてもいいと思います。

どういう景色を、これらの曲を聞き手に与えるでしょうか。 


鏡音家の方たち(VOCALOIDの一つです)が来てくださったので、リンさんの方に歌っていただきましたよ。
  


今年初投稿ですが、まぁ、急がず慌てず。




竜

今年は辰年だと思い込んで、辰を年賀状に描いてしまいました伊藤です。
あけましておめでとうございます。(しかも、去年は亀年だと勘違い、そもそも亀は十二支にいない)

去年は、3枚アルバムを出させていただきました。自分のソロ「RI:Cycle」と、初音ミク作品「ミクの本棚」「ミクのたべもの」が、それですが、すこし、作り飛ばしてしまったかな、という感が否めません。

創作の苦しみから、早く逃れたい、という気持ちがだいぶ出ていて、「まぁ、そこそこで」といった、気持ちがあったと振り返ってみれば思います。「ミクの本棚」は、2009年からのオムニバスですから、少し違うんですけど、他の2つは、そんな気がしています。

もっと、苦しまなくては、いい作品はできないんじゃないかな、と思うようになりました。それがアーティストというものでしょうし。

結論を急ぎすぎていたところがあったように思います。急がば回れ、じっくりと一作一作作り上げて、しっかりと認知してもらえるように頑張ります。

今年もどうぞよろしくお願いします。

伊藤龍太 

2016年11月17日 note'n notes LIVE 無事終了いたしました。
たくさんのお客様が来場していただき、本当にありがとうございました。

ライブ中にも説明させていただいた通り、対バン予定だった、【ObaKen】(大場英則(sax)と剣持和郎(g)) の剣持さんが到着せず💦

急遽、note'n notesのワンマンライブとなり、1部と2部に分け、2部は大場さんにも参加していただくという変則の形になりました。

自分としては、非常にリラックスして、演奏出来た楽しいライブとなりました。ピアノの出来は一番いいかも。

そして、羽鳥さんのPAが非常に気持ちがいい。前回は特にそういう気持ちにならなかったので、羽鳥さんも腕を上げているのかも(笑)。

最近、体力も落ちてきたせいか、ピアノもかなり軟らかく弾くようになり、途中で、羽鳥さん(店長)がピアノの音を上げたのに気づきましたよ(笑)。

あと、演奏面で無駄な冒険をしなくなったかな。あくまでオーソドックスに弾く、と。

次のライブは来年の頭くらいでしょうか。その時は、新曲2曲くらいやりたいなぁ。新曲をやらないと、なんか悪い気がしてくる。あくまで、自分は作曲が好きなんです。

たくさんご来場、ありがとうございました。 またお会いしましょう。

そして「ミクのたべもの」よろしくお願いします(笑)。今の自分が詰まっています。
 
●セットリスト

「第一部」
our pace
もみいろのうた
ブルークリスマス
好きな名前(伊藤ソロ)
さよなら黄色い銀杏並木道(伊藤ソロ)
イザベル (伊藤ソロ)
ナカマハーモニー

「第二部」(with 大場英則)
手紙
フォール・イン・ラブ
おばあちゃんのうた
頑晴れ
HappyMaker 

「おまけ」大場英則&伊藤龍太)
ふつうのFのブルース 
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