庶民派 音楽家 伊藤龍太

いろいろ、書いたり、作ったり、歌ったり

7a77538bc9e874840aca7192a8bf9e7d_s


⓪事のはじまり

2019年9月某日、8年間以上使い続けたガラケー(au)が、とうとう電源すら入らなくなった。

3Gサービスが2022年でガラケーが使えなくなることは分かっていたが、タブレットを持っていたのでそれで事足りたし、その時点でスマホにするメリットが薄く、通信料が馬鹿らしかった。

しかし、ガラケーの機種はもう製造しておらず、スマホに変えるか、ガラケーチックなスマホ(ガラホ、というらしい)に変更するかしか道は残されていなかった。

そして、とあるauショップに足を向けた、この長い長い物語はここから始まる。



。影目 店頭で「お客様なら1ギガのプランで大丈夫ですよ」と言われて契約する。

auショップに赴くと、とっても感じのいい男の人が対応してくれた。自分は、初のスマホであることだったり、ポイントがあったり、とりあえず、ただでスマホの端末自体は手に入れることができた。

後はプランである。

僕は、ほぼの使用するアプリは、lineと、ツムツムと(笑)、ウェブでちょっとした調べごと、あとはメールくらいしか使わないという旨を説明した。

「それでしたら、1ギガバイトの一番安いプランで大丈夫です」と店員さんは言った。

すでに、その店員さんを信頼していた僕は、それを契約した。

慣れた手さばきで、ガラスのフィルターを貼ったり、初期設定をしてゆく店員さんをみて、さらにカリスマ性が増してゆく。あー、なんて素敵な店員さんなんだろう。こんな形でスマホデビューが出来る自分は幸せあだなぁと思っていた。

さて、家に帰ってみると、びっくり仰天。

ヘンなニュースは来るわ、アプリの更新はしてるわ、設定をしようとすると、否応なく通信を求められるわで(オンラインなのかそうでないかまったくわからないようになってるのは悪意を感じる)、このたった数時間で、上限の1ギガに届いてしまう状態だった。

設定も不十分のまま、モバイル通信の機能をすべてオフにし、何にも受信できない状態にした。こうして、このハイテクそうな美しいスマホは、ただの電話になり下がった。

「これは、話が全然違う」

と思い、契約を解除してもらおうと、翌日、またauショップに赴いたのだ。

■夏目 其の1 到底1ギガでは収まりきらないので契約解除を求めたら断られる。

翌日、またauショップに赴いた。別の店員さんが対応した。この人は、昨日、電話越しでメーカーを怒鳴りつけてた人だから、少し怖いが、間違った主張をするわけではない。

理由を説明し、契約解除を求め出た。すると、

「それはできません」

との返事。

しかし、自分は納得できない。なぜなら「8日間キャンセル」という制度がauにはあることを昨日の時点で調べていたから。

【電波状況が不十分な場合の8日間キャンセル】
https://www.au.com/mobile/area/dennpa-support/cancel/

スクリーンショット
8日キャンセル

このページを見せて、自分が今回のケース「⊃卦契約もしくは、異なる通信方式間の機種変更[3G/LTE/VoLTE]」に該当することを示した。3Gから4Gに変えたわけだから。

・・・と思った矢先、自分でこの1文を発見してしまうことになる。

上記´△鯔たしたお客

「ぬおぉ」


心の中で叫んだ。

しかし、やっぱり変だと心の中で思っていた。こんなのはおかしい。消費者が全く守られていないではないかと。

僕は言った。

「キャンセルできないというのは分かりました。けれど、その判断に対する異議申し立てができる部署はないのですか?」と。

そうすると、店員さんは、お客様センターの番号を教えてくれ、ここにかけてみろと言った。

「もしかしたら、違った判断がなされるかもしれません」

そしてこうも言った。

「そして、もし違った判断がなされた場合、またこちらに来ていただいて、対応させていただく場合もあるかもしれませんので、その際はよろしくお願いします」

と、変な布石を張られた。

(そして、それは実際にその通りとなるが、まあ、ゆっくり話を進めよう。)

横で、昨日のカリスマ店員がいて、なんだか申し訳なく感じた。

「やっぱ自分にはスマホは合わなかったよ、てへ」って軽い話でなぜ終われないのだろう。

ため息がでる。

とにかく、反撃の用意をしなくては。

2日目 其の2 お客様センターで異議を申し立てるもその日は断られる。

家に帰って、インターネットでもっとよく調べてみる。

そうすると、総務省の制作したこのページを発見した。

【初期契約解除制度ってどんな制度なの】
http://www.soumu.go.jp/main_content/000422692.pdf

これは、とてもよくまとまっていて、これだけを熟読すれば、きちんと渡り合えるだろう。

初期契約解除制度とは、簡単に言うと、これは、通信契約における「クーリングオフ」である。上記記事を引用すれば、

一定の範囲の電気通信サービスの契約について、契約書面の受 領日を初日とする8日間が経過するまでは、電気通信事業者 の合意なく利用者の都合のみにより契約を解除できる制度です。
ということである。

ごっちゃにしてはいけないのは、auがうたってる「8日間キャンセル」とは別の制度であるということ。

これは、併記されているが、また別の「確認措置」と呼ばれるもので、これが適応されると、端末までがすべてキャンセルとなるのだ。しかし、それには、「8日間キャンセル」に記載されているように、条件が厳しくなる。auの書いていることは、確かに正しい。

「初期契約解除制度」は、あくまでプランだけの解除制度で、端末まではキャンセルできない。

かつて昔、ケータイがそれほど普及していなかった時代、通信契約と言えば、もっぱらパソコンのプロバイダ契約を指していた時代は、「初期契約解除制度」のみで問題は起きなかっただろう。契約してみると、プロバイダがうたってるほどの通信速度が出ず、「話が違う」と契約を解除して、別のプロバイダに乗り換える、というイメージだ。

しかし、現在は、通信契約と移動端末(ケータイなど)がセットで商品となってしまっている。この場合、プランは解除されても、端末代は払う必要が生じてしまう。そして、手元には、simロックされた、なんにもできない端末だけが残る、という問題が生じる。

そういったことにならないように、「確認措置(つまりは8日間キャンセル)」という制度が生まれたのだ。つまり、|舎を含む新規契約や契約変更で、端末のつながりが悪い、といった場合に、契約と端末、両方ともキャンセルできる、というものだ。筋が通っている。

しかし「確認措置(つまりは8日間キャンセル)」のことは、書かれてあっても、その前提にある「初期契約解除制度」については、docomo、au、softbank、この3大キャリアは、ページにのどこにも説明がなかった。

これはとっても悪質なことであると言わざるを得ない。

これだけは忘れないで欲しい。

だれでも、8日間以内であれば、国の定めたガイドラインによって、通信契約のみであれば無条件にキャンセルできる。

自分としては、端末には何の問題もないわけだから、通信契約を解除して、ガラケーのプランに戻れればそれだけでいい。

この契約が解除されることで、端末代がどうなるかは正直わからない。しかし、話が違ったこのプランをもうやめたいのだ。

というわけで、総務省の定めた「初期契約解除制度」を武器に、お客様センターに電話を掛けたのだが、冴えなそうな男性が電話に出て、・・・。

なんたる厚顔か、「キャンセルは出来ない」とまた言ってきたのだ。

・・・あれ、馬鹿なのかなぁと思い、説明をした。

「そういった決まりはauの規約には書かれていのでキャンセルできません」

あのね、そのauの規約よりもっと優先されるべき制度の話をしているんですけど・・・。「そんな制度はauにはありません」の一点張りである。嘘ばかりいう。さらにはこう続ける。

「クーリングオフは、あくまで通信販売などを対象にしていて、店頭販売に対しては効力がないんです」

これも嘘である。そんな前提はどこにもない。それこそauの規約に載ってない。

最近お客様センターへ電話をかけると「会話内容を電話内容を録音します」なんてよくあるけど、自ら嘘の発言を録音に残してしまうなんて愚かだなぁと思う。

十数分押し問答を繰り返し(時間を返せよ…)、「少々お待ちください」と保留となる。

そして、しばらく待たされた後、

「キャンセルはやはりできません」と言ってくる。

何言ってんだ?しかし、あとからこう続けた。

「しかし、後日上司の方から話がしたいと言っていますので、それを待っていただけますか?」

あの、アタシ、明日から沖縄旅行なんスけど。楽しい気分で、旅行したいンスけど。

「今できないんですか?」と聞いたら。「今はちょっとむつかしそうで」と。

ではしかたない、電話を待つか。

最後に、自分の主張をその上司やらに伝えるように、もう一度順番に説明をする。しかし、なんか「はぁ」みたいなピンと来てないような対応で腹が立ってくる。ピンと来いよ!東京03の飯塚ばりのツッコミを心の中で入れる。

電話を切り、旅行先でも臨戦態勢で挑むため、参考資料をプリントアウトし、スーツケースに忍ばせ、沖縄旅行の準備をした。

5日目 キャンセルが可能ですと電話がかかってくる。

沖縄で朝食をとっているとき、着信があった。

朝食の場にも、参考資料を持ち込んで、いつでも来いの姿勢だった。

女性だった。

結論から言うと「今回は大変ご迷惑をおかけしてすいません。お客様のご希望通り、キャンセルを承ります。契約されたお店の方に、お時間あるときでいいのでおこし下さい」ということになった。

たったこれだけの返答を得るのに、どれだけ時間がかかったんだろう。

今旅行中だから、来店には少し時間がたってしまうことを断りをいれ、その女性上司(なんだろう)に、こういうことにならないように以下の点の改善を求めた。
  • 職員に「初期契約制度」のことをきちんと教育すること。
  • 知らないことへの結果として結局嘘を付いていたことを反省すること。
  • ガラケーからスマホに乗り換えるリスクをしっかり伝え、その上で契約させること。
しかし、これらの要求に対しては、どことなく「はぁ」といった感じだった。これは社風か?

とりあえず、沖縄旅行は、こんなくだらないことはもう考えずにいられると思った。

沖縄は、よかった。

そして、沖縄旅行から帰ってきた次の日に、auショップを再訪したのだが・・・・、

・・・・・まだまだ、解決には長い道のりが残されていたのだ。

→「後半」へ続く
にほんブログ村 音楽ブログ シンガーソングライターへ
にほんブログ村
mixiチェック

40歳となる直前に、腸閉塞を起こした。

そのまえに、下痢が続き、そのあと下痢が止まったが、今度は、たべものが小腸で詰まって、なにも出てこなくなった。

腹が膨らんで、座るのもつらい。押すと、鈍痛がある。大病院の救急に駆け込む。

CTを撮り、患者が見ても、明らかに小腸に何かが詰まり、でかくなっている。

「便が出るまで、禁食ですねー」

医者Aはそんなことを言った。いつ出るのか?の問いには、わからないの一点張り。

禁食と言っても、体を動かす仕事なので、エネルギーがないことには困る。

言いつけを破り、ウイダーインゼリー的なものを昼食時に摂取する。

ある程度、同情を引くパフォーマンスにも見えなくはないのではないかと期待し、ウイダーインを両手で持ち、けなげにチューチュー吸っていたら、

「そんなの食べていいって言われてるの?」と、イヤミな同級生のように言ってくる上司Aあり。

「伊藤君太ったよね」と言ってくる上司Bあり。

やっぱ疲れやすいっすねー、というこちらの訴えに「気のせいだよ」と言ってくる上司Aあり。

もちろん、心配して、いろいろ、励ましの言葉もたくさんかけてもらったけれど、こういう心ない言葉の方に全体の印象が覆ってしまうのは、本当になぜだろう。

自分が人間をあまり信用しておらず、いくら優しくされても、心無い発言を聞くと「ほらね、やっぱり人間って優しくないよね」的に、持論をさらにかためてしまうからかもしれない。

そうなると、自分の受け取り方の問題だとは思うけれど、それを他人に指摘されるのはさらに腹立たしいね。

(余談ですが、最近、流行りなのか、認知行動療法的な視点で他人に意見する人間が増えてきて(一つ例を出すと、「他人を非難するけど、それは、あなたの受け取り方の問題じゃない?」的なヤツです)、でもね、それ、あくまで自分に対して使ってくださいよ、他人を斬る武器にしないでくださいよね、●●さんよ)

少なくとも、自分は、苦しんでいる人に「気のせいだよ」とか言わないように、しよう。

まあいい。話がそれた。

3日経っても全然進展がないので、セカンドオピニオン。小さな診療所。

君ねえ、下痢が止まったって言ったってねぇ・・・」医者Bはめんどくさそうに言った。「・・・それは下痢が治ったって言わないんだよ!

なかなかのカリスマの予感。

「とにかく出さなきゃ」

と、大承気湯、という漢方を処方される。

「出たら、すぐに飲むのを止めて。・・・・・・あのね、教えとく、下痢になった時に食べちゃいけないもの、パン、うどん、小麦のグルテンはダメだ。それと、乳製品、野菜、果物。食べていいもの、ごはん、おもち、ちょっとした魚、覚えといて!

漢方を飲むのは初めてでワクワクしたし、ネットで調べると、さらに期待が高まった。

東洋医学の神秘が俺を救ってくれるかもしれない。

ありがたく、お湯で溶いて飲む。草くさいコーヒーみたいな味だ。

気持ちの問題だろうが、おいしく感じた。

で、3日目に、便通があった。おぉ、東洋の神秘よ!

そして、もう俺の小腸は、通常営業だ。

そして、俺はもう40歳になってしまっていた

・・・・・・・・・・・・・・・なんとなく、この頃、口では言わないけども(書いちゃってるけど)、なんとなく、色んな事があたりまえで、不思議に思わなくなってきてしまったけれど、文中の下線部は、自分の中では、常識を大きく覆されたことであり、ある程度の常識があるからこそ、驚きも大きかったわけで。

歳取るのも、まあ、なかなか素敵だなと。

いつまでも驚ける人間でいたいと思いました。

おじさんだけどがんばるよ!アルバム頑張って作るよ!
mixiチェック




未来に行こうが、過去に行こうが、勝手だけれど、

だれでも想像できる、月並みな結論(家族愛)に、

鑑賞者がどんどん追い詰められてゆく時点で、まったくファンタジーではない。

昔、サンボマスターの山口さんが、

はっぴいえんどの「朝」を「ロック」と言ってしまっていたのと似ている。

静かでテクニカルな曲を、「ロック」として提示したこと自体が「ロック」ですね!

といったことだったんだけど。大滝さんに呆れられててね。

この映画も、そういった、「物語の弱さ」や「決まってなさ」や、

「声優の不適切さ」、そして、聴衆からの受け取られ方、

全部をひっくるめて「ファンタジーなんです」と表現者側が言ってしまうことは、

とってもズルいことですし、

そうなると「表現者」とは何?って話になってしまうのね。

P.S.

ちなみに、「サマー・ウォーズ」はとっても面白かった。

でも、そこでも、人物の個性が描き分けられてないなと感じた。

mixiチェック

↑このページのトップヘ