シンガーソングライター 伊藤龍太 頭ん中

いろいろ、書いたり、作ったり、歌ったり

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バルネ・ウィラン ペチュラ・クラーク



新作。

「ラストチャンス」作詞・作曲:ryo-ta

忘れないで あなたのこと
好きだった気持ちは 消えてるから
着いてきたのは ラストチャンス
わたしじゃなくて あんたの人生の

ミュージシャンになるなんて 冗談はマジでやめてよ?
わたしの方が よっぽどコード押さえれるのに?
はっきり言いなさいよ この街に飽きたんでしょ?
季節の変化も 感じないなら 東京がお似合いよ

なんの目的も持たずに東京へ向かうあなた 100万分の1
そんな根性じゃ 何やったって無駄でしょう
いつの時代だと思っているのよ マジで バカバカしいわ
「仕事がない」なんて
こんな時だけ田舎モンの論法で 攻めてくるの
やめていただきませんか

地元の歌も歌えず 誰の心が打てるの?
ていうか いつから 音楽なんて好きになったの?
排気ガスにまみれて コーヒー飲みたいだけでしょ?
放射能育ちのキャベツならば ここにもたくさんあるわよ

なんの目的も持たずに東京へ人は どうして向かうのか?
物価も高い 治安も悪い 空気も汚い
おそらく人は自分がとても可愛くて いじらしくて
可能性の無さを 環境の中に責任転嫁して
生きてゆく生き物なのね

忘れないで あなたのこと
好きだった気持ちは ほんと 消えているから



新曲。

「不幸な少年」作詞・作曲:ryo-ta

草原を駆けまわってた
愛の少年は
一人の少女に出会った

くるくる踊る姿に
心奪われて        
愛を半分 失ってしまった

取り返すのは こわい
うしなうも こわい
昨日のようには振る舞えない
まるで 僕は 操り人形

僕は世界一不幸な少年
恋を知ったから
僕は世界一不幸な少年
恋を知ったから
 
どう手を振っていたのか
どう歩み寄っていたのか
もう僕には戻れないなら
もう半分はあなたがいい 

僕は世界一不幸な少年
恋を知ったから
僕は世界一幸せな少年
恋を知ったから



自分のアルバムのマスタリングが終わったので、久しぶりにVOCALOID曲を作ってみました。

「両重い」 作詞・作曲 ryo-ta

私の愛は どのくらい?
僕の愛は どのくらい?
自分じゃなかなか 計れないから
他人を通じて知る

愛のないものは 愛のある方へ
愛のあるものは 愛のない方へ
呼吸の辛さを実感しながら
自分の器を知る

愛は 与えるものでなく
愛は おのれの重さ

同じ重いで 両重い
同じ軽さも 両重い
僕の愛の方が重くなったら 
こっそり近づくね

愛は 求めるものでなく
愛は 生きてきた重さ

同じ重いで 両重い
同じ軽さで 両重い
私の愛の方が軽くなったら 
静かに離れるね

同じ重いで 両重い
同じ軽さも 両重い
同じ想いで 一緒にいよう
呼吸を合わせてね
なんにもいわないで

甲子園で交流試合ってねぇ、センバツが中止となり、球児がかわいそうだからという措置かもしれないけれど。

でも、球児たちは、甲子園って場所に行きたいというわけじゃなくて、日本一を決める舞台に立ちたいとていう意味で、象徴的に「甲子園に行きたい」と言ってるだけなんだと思うんですけど、

と思いきや、現役球児に聞くと、どうやら、そうでも、ないみたいで、純粋に喜んでるみたいで。

うーん、月を指すとき、指を見る・・・・なんとかというね。

でも、あんまりこういう人が、増えすぎないほうが、いいと、思うんだけどね。



ここ数日、仕事に行く気が起きない。

行く気が起きないときにどうしたらいいのかというと・・・・行く気の起きないまま行く、というのが正解でしょうが。

行ったら行ったで、なんとなく楽しくなってくるものだが、ここ数日はあまり楽しくもならない。本当に辛い。

なぜか真剣に考えたが、おそらく、いきなり休みを与えられたことに起因するものなのではないかと思った。

仕事が少ないので、有休を消化しなさいと、自宅に帰ってからメールが来た。それが数回あった。

正直、メールを受け取った気持ちとしては「ラッキー」だ。いわゆる予定になかった「もうけもん」の休みである。

その「もうけもん」の休みを使い、いろいろ自宅での趣味活動に、子育てにと使うことができた。非常に充実した時間を過ごせた、と言っていい。

しかし、そこからの出勤の辛いこと。

おそらく、予定された休みであれば、その休みに入る前に、無意識に、その次の仕事に向けての心の準備をしているのではないだろうか。それは、きっと、夏休みとか、冬休みも同様だろう。

しかし、予定されてない「もうけもん」の休みは、そういった次の仕事のための、心の準備もないし、「なかった時間」をまるまる、自分のために使えてしまうので、抑制なく、楽しく過ごしすぎてしまうのだろう。それがあだになった。

40にもなって、そういった制御が効かないのもどうかと思うが、こういった「有給消化しましょうキャンペーン」が始まったのは、今年からなので、まあ良しとする。

で、私なんかはドウデモイイ。これが、コロナウィルスの問題によって、小学生、中学生に行われているのだから、たまったもんじゃないと思う。

「学校がなくて寂しい」と言っている子供は、それは、学校が再開したら単純に喜ぶだろうが、毎日通学することで、「学校はとりあえず行くもの」といった程度しか愛着を持ってない子供は、きっと、学校がないことで充実してた日々が突然終わることに対して、ものすごい失望と、虚脱を覚えるのではないか。

今日、2人の学生が自殺したというニュースを聞いた。一律バカを作り上げたい社会に対し、考えられる子供に対しての大人、学校、国の態度は冷たいものがある。

そっかー、日本って有名人だらけなんだねー。

だって、たったこれだけの感染者数で、有名人の罹患率が高すぎるもんね。

・・・いや、違うだろ、検査渋って、もっと潜在的な感染者数が爆発的に多いってことだろ。

プラス、有名人だから、PCR受けさせてもらえやすいんだろ。

さらに、どさくさ紛れて、再委託での20憶のピンハネ、火事場泥棒。

デモの暴徒化とかかわいいもん。根っこから腐ってる。もっとたちが悪いわ。

本当に、ふざけた国だな。こんな国だったけかな?

Niccolo_Paganini01


「ち、違うんですか…。」

パガニーニは落胆した。それは意外な感情であり、パガニーニを混乱させた。

パガニーニは、さらに問い詰めた。

「いや、あなたは、あの時の悪魔さまです。嘘を付いているのでしょう?間違いありません。その、悪魔的な風貌、悪魔的な微笑、悪魔的な思考回路、すべてがあの時の悪魔さまと瓜二つです」

「・・・あなた、失礼なことを言ってるってわからないのですか?人を悪魔だなんて」

「いえ、違います」対話が成立していない。それくらい、パガニーニはわけが分からない状態になっていた。「あなたは悪魔だし、だから非情です、だから私を無視しても平気だ」

「・・・・」

その悪魔とみなされている男は、沈黙した。そのあと、唇が上向きに歪んできた。それを隠すように、顔を手で覆い、下を向いてしまった。

「笑っているのか?」パガニーニは怒って叫んだ。「お前はやっぱり悪魔だ!悪魔だ!」

この時のパガニーニが発した「悪魔」は、本来の直喩的な意味での「悪魔」である。どうでもいいことだけど。

「・・・本当に面白い人ね」悪魔とみなされた男は話だした。「では、そろそろ、すこし本当のことを話しましょうかね」


・・・・・その5へ続く。


Downtown / The New Petula Clark Album (I Know a Place)
Clark, Petula
Import [Generic]
2001-06-12


Downtown
Clark, Petula
Sequel Records UK
1994-10-24


このアルバムには、トニー・ハッチ単独名義による2つの素晴らしいトラックが入っている。ペチュラ・クラークの代名詞ともいえる「ダウンタウン」と、そこまで有名じゃないが、同等に素晴らしい「ミュージック」だ。

「恋のダウンタウン」Downtown (Hatch)
ペチュラはなぜか英語圏でヒットを出せずにいた。イタリア、ドイツ、フランス、などはすでに名声を獲得していた彼女にとって、わざわざ英語の曲を出す意味が見いだせなかった。

そこで、トニー・ハッチは、アメリカのいくつかのヒット曲を持って、それをカバーするように提案するが、ペチュラはなかなか首を振らない。「あなたの曲はないの?」と聞かれ、そこで、まだ未完成だった「ダウンタウン」の一節を披露したら、ペチュラが気に入った。そこで、トニー・ハッチが急いで歌詞を自身で完成させ、レコーディングに至った。ペチュラがこの曲を気に入らなかったら、きっと、この曲は完成されることなく陽の目を見ない運命だった。そして、1964年の12月にこの曲は発表された。

レコーディングに関しては、こういう記事もある。
https://www.soundonsound.com/people/classic-tracks-petula-clark-downtown

結果は、ご存知の通り。この曲は、世界的な大ヒットを記録し、念願の英語圏に向けての躍進なったばかりではなく、グラミー賞と、ベスト・ロックンロール・レコード賞をも勝ち取った。アメリカで、イギリスの女性歌手がチャートのトップを取るのは、十数年前のヴェラ・リン以来のことだった。

この曲は、長きにわたって、ニューヨークのアンセムとしての地位を獲得した。映画のサウンドトラックとして使用されることもあり、最近では「17歳のカルテ(Girl, Interrupted)」にも使われた。

この曲の大成功により、このアルバムが大急ぎで作られた。もちろん、タイトルは「ダウンタウン」。



僕が、ペチュラ・クラークという歌手に入れ込むようになったのは、ご多分に漏れず、ラジオから流れてきた、この曲だった。衝撃的だった。

この曲は、まさに、キング…、いや「クイーン・オブ・ポピュラーソング」と言えるのではないだろうか。ポピュラーソングに期待される要素を、ものすごい高みで完成させたものと言える。素晴らしいメロディに、曲構成、前向きで肯定的な歌詞、編曲のダイナミクスとそれによるうねり、適切な曲の長さ、完璧なプロダクション、そして、何よりも魅力的な歌声、何一つ減点する要素がない。

これくらいの大きな曲になると、色んな切り口から語ることができるけれども、ここでは、一点のみ指摘したい。それは、この曲は「飽きをうまく避けている」ということだ。

この曲のキーはEであり、サビのコード進行は、「E on B→F#m on B」の循環だ。この「on B」があることによって、すこし、スカっと解決しない開かない響きとなる。しかし、その分、その循環の最後の最後で「E」に解決する瞬間が、たまらないほどの満足感を与えられるのだ。

私を含め、凡百の作曲家は、サビに入った瞬間に、今まで溜めていたものを解放したくなる。おそらく、私なら、このメロディに対しては「Emaj7 → B9」なんてコードを当ててしまうにちがいない。しかし、この曲のメロディは、とてもスイートだ。それに対して、このコード付けは、甘くなりすぎてしまい、飽きを呼ぶだろう。こういった、トニー・ハッチの抑制された趣味の良さが、この曲をこれほど時代を超越した曲にしたのだろう。

「ミュージック」Music (Hatch)



このアルバムは、今までのレコーディングを寄せ集めたものが大多数だが、いくつか新録音もなされた。そのうちの一つが、この「ミュージック」(「ダウンタウン」が作られなければ、おそらくこの「ミュージック」も作られなかったに違いない。そう考えると、恐ろしい)。

これもトニー・ハッチ単独名義による曲。トニー・ハッチの別名である、マーク・アンソニーの単独名義の曲はいくつかあるも、トニー・ハッチの単独名義は、僕が知っている限りでは、この2曲しかない。それくらい、この「ミュージック」という曲は、トニー・ハッチにとって大切な曲なのだと感じる。

これを聞くと、トニー・ハッチという人は、本当に心の優しい人だったのだろうなと思う。作詞を本職としない作家が、(やむなく?)作詞をしたとき、それが名曲になることがある。私たちは、大滝詠一の「夢で逢えたら」という誇らしい例を持っている。

音楽のすばらしさを歌い上げている。こういったテーマの曲も名曲が多い。エルトン・ジョンの「ユア・ソング」、バリー・マニロウ(本音では、ブルース・ジョンストンと言いたいが)の「アイ・ライト・ザ・ソング」、リオン・ラッセルの「ソング・フォー・ユー」、ビーチ・ボーイズの「アド・サム・ミュージック・トゥ・ユア・デイ」など。「ミュージック」も、それに、負けない。

音楽のすばらしさ、、、それを、音楽の女神のようなペチュラが歌い上げる。あまりの音楽の美しさに、ときどき涙がこぼれそうになる。

「ダウンタウン」と瓜二つの曲想だが、それが、お互いに裏と表の関係となり補完し合っているように見える。つまり「ダウンタウン」により癒され、励まされ「ミュージック」は生まれ、「ミュージック」が心にあるからこそそ「ダウンタウン」の喧騒を音楽に昇華することができるのだ。

ペチュラもこの曲はお気に入りで、ステージに乗せることがしばしばある。

Now That You've Gone (Clark/Ballay/Neweil)

ペチュラのペンによる優雅なバラード。サビへのドラマティックな展開は、絶好調なブライアン・ウィルソンを思わせる。

In Love (Fuqua/Lester)

ペチュラとは畑違いの、ドゥー・ワップ・グループ、ムーングロウズを率いた、ソングライターのハーヴィー・フークワによる曲。上品なペチュラやハッチの曲と違って、ブルースを基調とした泥臭い曲で、アルバムの中では異色。ライナーでは「ペチュラの気まぐれ」と書かれているが、ペチュラは、そういった黒人的音楽へ挑戦したいという気持ちもあったに違いない。それは、のちに「メンフィス」へ結実してゆくのだろう。



You Belong To Me (King/Stewart/Price)

ジャズスタンダードにもなっている有名曲。ペチュラの歌唱は見事であるが、ジャズシンガーのようなメロディの大胆な再構成などは見られない。僕はトニー谷の絶唱が忘れられないが。



(YouTubeで見つけたけれど、これは、「ジス・イズ・トニー谷」に収録されている歌唱と違う!どういうことなんだ!)

I Follow Him (Stole/Del Roma/Altman/Gimbel)(bonus track) 

フランスですでにミリオンを記録していた(そしてイタリアやドイツでも成功していた)Chariotの英語での歌いなおし版だが、これが鳴かず飛ばず。これでは、英語で歌う意味が見いだせなくなりますよね。

Forgetting You (Clark/Hatch)(bonus track) 

I Follow HimB面。ピアノ、ドラム、ギターだけで構成されるシンプルなバックトラックに、ペチュラが語り掛けるように歌う。個人的に、ハッチのアップテンポの曲ばかり聞いていると疲れてくるので、こういった曲が、アルバムに一曲入っていたらまたよかったろうにと思う。

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